寒さも強まり雪がちらつく季節になってきました。
管理人の私は寒いのが大の苦手。
この記事もストーブの目の前に座って書いています^^
先日、出勤の途中にパラパラと氷の粒が降ってたんです。
会社で、さっき降った氷の粒がなんだったのか?という話になりました。
「ひょう」だったのか?「あられ」だったのか?
ところで「みぞれ」ってなんだ?みたいな。 (・ω・`)
とこうことで、ひょう、あられ、みぞれの違いについてリサーチを行いました。
すべて寒い時期に関連するものだと思っていた管理人にはちょっと意外な事実も判明しました。
まずは、ひょう、あられ、みぞれのそれぞれの解説して、最後にそれぞれの「違い」ついて説明をしていきます。
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目次
ひょう(雹)とは?
ひょうとは、直径5mm以上の氷の粒。ひょうが降ることを、降雹といいます。
ひょうは積乱雲の中で作られて、雷と一緒に起こることが多いです。
激しい上昇気流を持つ積乱雲の中で上昇、下降を繰り返し、少しずつ氷の粒が大きくなっていきます。
重さも増していき、重さを気流が支え切れなくなったり、上昇気流が弱まったりすると地面に落下する。
このことから、積乱雲の発生の多い夏にひょうは良く発生します。
ただし、地表の温度が高いと、地上に落ちる前に完全に溶けてしまい、大粒の雨となる。真夏の8月よりも、5月6月の初夏にひょうが多く発生します。
ひょうの大きさは数mmのものが多いが、時に数cmにも成長し、ゴルフボール大となることもある。大きい降雹は、ビニールハウスなどを破壊したり、植物の葉を落としたりすることがから、農作物への被害が大きくなります。
実際に大粒のひょうが北海道の北見市に降ったときの動画をみつけましたのでご覧ください。
この大きさのひょうが降って来たら、車や農作物に大きな影響を与えるということは容易に想像できると思います。
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あられ(霰)とは?
あられとは、直径が5mm未満の氷の粒。
あられは、雪あられと氷あられに区別される。
雪あられは、雪の周りに水滴がついて大きくなったもので、白色で不透明です。
気温が0度付近の時に発生しやすい。
氷あられは、ひょうと発生原理は同じで、積乱雲の中で生成される。
大きさが5mm未満で落下すれば、あられとされる。
みぞれ(霙)とは?
みぞれとは、雪と雨が混ざって降ってきたもの。
雨から雪に変わるときや、逆の雪から雨に変わるときに発生しやすい。
ビシャビシャしたものがあられです。
それぞれの違いは?
ここまで読んでくださった方はもうお分かりと思いますが、ひょうとあられとみぞれの違いをまとめます。
ポイントは、大きさでしたよね?
5mm以上と大きければひょうと判断し、5mm未満と小さいのであればあられと判断できます。
ポイントは、氷の粒かどうかです。
降ってきたものが、パラパラと転がる、ようであればひょうかあられ。
ビシャビシャとしていれば、みぞれだと判断できます。
このような見分けるポイントを頭に入れておくとすぐに何が降ってきたのかが分かると思います。
今回は、ひょうとあられ、みぞれの違いについて解説しました。
リサーチをしていた中で、ひょう被害が一番多いのが5月だということがわかりました。氷の粒が降ってくるということから、ひょうは、寒い季節の物だと思っていたのでとても驚きました。
今度、またあられが降った時には、同僚へひょうとあられとみぞれの違いをキッチリと説明しようと思います^^
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