先日、 「帳合取引」という言葉を初めて聞きました。
帳合取引ってどんな意味なのかさっぱり分からなかったので、ブログで記事にしようと思いました(笑
今回は、帳合という言葉の意味を紹介した後に、流通業や食品業界などでよく使われる帳合取引という言葉の仕組みについて紹介していきます。
帳合の単独の言葉の意味と、帳合取引としての言葉の意味には違いがありますので、両方の意味をしっかりと押さえて欲しいと思います。
それでは、見ていきましょう
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目次
帳合の読み方と意味!「帳合」単体での意味を紹介
帳合の意味の説明の前に、まずは読み方を紹介しておきましょう。読めない事には始まりませんからね^^
帳合の読み方はわかりますか?正しい読み方を紹介
帳合は、「ちょうあい」と読みます。
読み方についても忘れないようにしましょう。
では帳合の意味の解説に移りたいと思います。
帳合の意味を国語辞典で調べた結果
言葉の意味を知りたいなら国語辞典。
ということで国語辞典で、「帳合」について調べました。
- 現金や商品の出入り・有高と帳簿とを照合して、計算・記入の正誤を確かめること。
- 帳簿に収支を記入して、損益を計算すること。
このように、帳合という言葉には、現金や商品を確認して、帳簿を記入するといった意味があります。
ただし、帳合取引として使う場合には、単独で使う場合とは意味が変わってきますので、帳合取引については次の章でお伝えします。
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帳合取引の意味と仕組み。流通業や食品業界でよく使われていますね
この章では、帳合取引の意味について詳しく紹介していきます。
帳合取引という言葉は、流通業や食品業界でよく使われる言葉です。管理人も先日初めて聞きました。
では、帳合取引の意味や仕組みについて解説していきます。今回は食品業界を例にして説明します。
まずは、説明の登場人物を整理します。
- 野菜を作っている農家夫婦(メーカー、生産者)
- 農家夫婦から野菜を仕入れて、八百屋へ販売している(問屋、卸)
- 野菜を販売している八百屋(小売業者)
この3人を例にして、帳合取引の意味や仕組みを説明していきます。
帳合取引とは、メーカーと小売業者が直接やり取りをせずに、仲介の問屋を通じて取引をする取引方法のこと、です。
野菜を作っている農家夫婦は、問屋に野菜を販売をして、問屋が八百屋に野菜を販売するという流れの取引になります。
このようなイラストの流れでの取引が帳合取引です。
農家夫婦と八百屋が直接取引をする取引は帳合取引ではありません。
帳合取引の方法は、余計に業者が入って面倒な感じがしますが、なぜ帳合取引を行うのでしょうか?
帳合取引を行うメリットとして、
- 農家は野菜を作ることに集中できる
- 問屋は、在庫管理や物流管理、価格調整や納品管理等の面倒な雑務行うことで、マージンとして費用を頂く
- 八百屋は、野菜を売ることに集中できる
このようなことが挙げられます。
簡単ではありますが、帳合取引について説明を行いました。
まとめ
今回は、帳合の意味や読み方、そして帳合取引の意味や仕組みについて解説を行いました。
- 帳合の読み方は、ちょうあいと読む
- 帳合には、商品や在庫を確認して、帳簿を記入するという意味がある
- 帳合取引とは、メーカーと小売業者が直接やり取りをせずに、仲介の問屋を通じて取引をする取引方法のこと
このようなことをお伝えしました。
帳合取引については、普段あまり聞く機会がないので、今回いろいろ調べて勉強になりました。
お互い忘れないようにしましょう^^
「自」「至」の意味についても、使われる頻度が多くないです興味のある方は下記リンクからご覧ください。
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