1ヶ月にも渡り行われる日本を代表するお祭りといえば・・・
京都の八坂神社の『祇園祭』ですよね^^
祇園祭は、ユネスコの無形文化遺産にも登録され、京都三大祭、日本三大祭、日本三大曳山祭、日本三大山車祭などの数々の三大祭の一つに数えられているお祭りです。
この祇園祭の最も目を引く見所は、山鉾巡行での辻回しと呼ばれる鉾の交差点での方向転換です。鉾は構造上、方向転換ができないために、路面に青竹を敷き、それに水を掛けて車輪を滑らせて向きを変えています。
2019年の山鉾巡行で長刀鉾の辻回しをご覧ください。
いかがでしょうか?あんなに重そうな鉾を回転させるのは並大抵ではないと思います。
上の動画の長刀鉾は、祇園祭の代表的な鉾の1つで、先端に長刀(なぎなた)がついており全長で25メートルもある鉾なんです。25メートルと言えば、小学校のプール。プールの距離と同じ高さがあるとは本当に驚きです。
今回は、京都の祇園祭の2016年の日程や見どころを詳しくリサーチしました。京都に夏の訪れを告げる祇園祭は本当に見所が沢山あります。
それでは見て行きましょう♪
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目次
2019年祇園祭の日程は?
祇園祭は1ヶ月もの間毎日行事が行われている長いお祭りのひとつです。
昔は、旧暦の6月に行われていた祇園祭ですが、現在では、7月に行われています。
2019年の場合は、
7月1日(月)~7月31日(水)が開催期間になります。
とは言っても、期間中ずっとお祭り騒ぎと言う訳ではありません^^;
祇園祭の日程で、特に気になるのは、やはり前祭、後祭の日程ですよね?引き続き詳しく紹介していきます。
2019年の祇園祭の前祭の期間はいつ?
山鉾巡行・前祭 7月17日
前祭宵山 7月14~16日
ただし、宵山期間の歩行者天国は15・16日のみの予定
祇園祭のメインイベントともいえるのが、山鉾巡行ですから必見です。
山鉾(やまぼこ)とは?
祇園祭に出る山車(だし)のこと。大きく2種類に分けられて、真木と呼ばれる飾りが天に向かって伸びる『鉾』。真木に松の木を用いる『山』があり、両方を合わせて『山鉾』といいます。
20基を超える山鉾が並んで巡行する姿は壮大です。最初にも紹介しましたが辻回しは必ず見てほしいポイントの1つと言えますね。大きな山鉾が少しずつ角度を変える度に歓声があがります。
辻回しの観覧ポイントというのはモチロンですが、曲がり角である必要があります。記事の最後に公式サイトを紹介しておきますので、事前にコースを確認して曲がり角の観覧ポイントを確認しておくといいでしょう。
それと山鉾にも沢山の種類があります。長刀(なぎなた)のついた鉾や船の形をした鉾などのいろんな種類の山鉾飾りを見比べるのも楽しみの一つです。
もしも1泊で祇園祭に行くのであれば、16日~17日に行くのがオススメです。16日の前祭宵山を楽しんだ後に、17日の山鉾巡行を見るというのが一番祇園祭を満喫できますからね。
しかし、2014年のデータによると、16日だけで34万人の人出があったということですから、かなりの混雑は覚悟していく必要がありますね。
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2019年の祇園祭の後祭の期間はいつ?
山鉾巡行・後祭 7月24日
後祭宵山 7月21~23日
ただし、歩行者天国なしの予定(車両通行止めのみ)
後祭は2014年に復活したということで、今まで祇園祭に行ったことがある人でも新しく楽しむことができると思います。見どこととしては、やはり大船鉾という鉾でしょう。
この大船鉾とは、2014年に幕末以来150年ぶりに巡行参加した鉾のことです。この鉾の復活が後祭の復活のきっかけになったと言われています。名前の通り大きな船の形をした鉾でかなりの迫力があります。
それでは、復活した大船鉾の辻回しの動画をご覧ください。
やはり山鉾を回転させるのは大変なんですね。3回から4回の辻回しが必要になります。
後祭は、露店などもなく、山鉾の数も前祭の半数以下と聞くとちょっとさみしい気がするかもしれませんね。しかし、逆に考えると人出も少なくなり、純粋にお祭りを楽しむためには本当に良い環境だと思います。やはり混雑の中にいるだけで疲れてしまうものですからね。
じっくりと祇園祭を楽しむのであれば、後祭の期間がオススメです。
そして、1泊で祇園祭の後祭に行くのであれば、23日~24日でしょうね。23日の前祭宵山を楽しんだ後に、24日の山鉾巡行を見るという流れは前祭と同じです。
前祭、後祭で共通しての見所として『宵山』を紹介したいと思います。
祇園祭の宵山とは何なの?
祇園祭のメインである山鉾巡行の前日の夕方から行われるのが宵山。上の画像のようにたくさんの提灯を付けた山鉾が祇園囃子を音色を町内に響きかせます。
これも祇園祭の楽しみの一つでとても趣があっていいでよね。激しい昼間のお祭りとは雰囲気が違う感じで、明日の山鉾巡行に向けてゆっくりと体力を蓄えているような感じでしょうかね。
そして、夕方から夜のお祭りに欠かせないのが、屋台ですよね。
祇園祭りの後祭では屋台の出店はありませんが、前祭では屋台で食べるタコ焼きや焼きそばも思いっきり楽しみたいですよね。引き続き、気になる祇園祭の屋台についての情報を紹介したいと思います。
屋台の期間はいつからいつまで?後祭では屋台の出店はなし!
2019年の祇園祭で屋台が出店する日程は、7月15日~7月16日までの2日間です。
15日の宵々山になると、四条烏丸一帯が歩行者天国(18~23時)となります。歩行者天国に合わせてお店がずらりと並びます。
屋台の出店の場所については、以下の場所に出店されます。
- 室町通り、新町通りの山鉾が建っている区域
- 烏丸通り(三条通りから蛸薬師通り)
時間帯は、9時から23時(ただし烏丸通りは18時から23時)の間です。
尚、四条通りには出店はありません。
去年の情報などを確認すると八坂神社周辺にも屋台は出店されていると思われます。
マップで確認すると地図の紫の太線のエリアになります。
屋台の出店は、祇園祭の前祭だけですので、当日参加されるのであれば、さまざまな山や鉾を巡りながら、同時に夜店も楽しみたいところですよね^^
まとめ
今回は、2019年の祇園祭の日程と見どころについて紹介しました。
祇園祭は、京都の夏の風物詩ともいえるイベントで1ヶ月間開催されますが、沢山の人が訪れるのはやはり前祭、後祭です。管理人の私もやはりどちからのタイミングで行くことをオススメします!
前祭、後祭のどちらでも宵山⇒山鉾巡行を楽しむことができるのは嬉しいポイントです。規模の面から考えても一番のクライマックスは前祭でしょう。歩行者天国、露店などもありますのでかなり盛り上がると思います。
しかし、管理人の私の様にお祭りには興味があるけど、人込みは疲れてしまうので苦手・・・という人は後祭の方が自分のペースでお祭りを楽しみやすい環境にあると思います。後祭では、露店、歩行者天国などはありません。
この記事を書きながら、後祭がとても魅力的に思えてきました♪「お祭り=混雑」と思っていたので混雑が少ない状態でお祭りを楽しめるかもしれないと思うとワクワクしてきます。管理人の頭の中には、早くも祇園囃子の音色が響きわたっていますよ。(笑
コメント
地図が違います。西院は祇園とは真逆です。トレンドアフィリエイトしてるならちゃんとした情報を発信お願いいたします。詳しく調べてないなら情報発信しないほうがマシです。
京都に住んでる人さん、こんにちは。
コメントをいただき、ありがとうございます。
(メールアドレスは修正しております。)
ご指摘頂いた通り、四条通の印が西院についておりました。
大変申し訳ありませんでした。
より分かりやすい形にマップの修正を行いました。
読者様のお役に立てる情報を発信していきたいと思っております。
これからもよろしくお願いします。
昔は露店では無く夜店と言ってました。あの頃は室町や新町の高辻より北の場所いっばい(何故か南北の通りだけ。東西の通りには出ません)に夜店が出ていたのですが、今は烏丸と四条だけなのですか?知らぬ間に変わってたのですね。
上田裕則さん
コメントをいただき、ありがとうございます。
祇園祭の屋台についての情報を再度確認しましたところ、屋台の出店場所の情報に間違いがありました。
室町通り、新町通り、烏丸通りに出店され、四条通りへの出店はないようです。
ご指摘いただきありがとうございました。