手や足にマメが出来てしまうととても痛いですよね?
私も先日、手のひらにマメが出来てしまいとても痛かったので早く治せる方法について調べました。
インターネットで調べると、沢山の情報が出てくるのですが、それぞれのサイトで言っていることが違って一体どれが正解なのか分かりませんでした(汗
- マメは潰した方がいいのか?潰さない方がいいのか?
- マメの皮は残した方がいいのか?切り取った方がいいのか?
- マメの治療には、乾燥させた方がいいのか?乾燥させない方がいいのか?
- マメには消毒液を使った方がいいのか?消毒液は必要ないのか?
こんなにもマメの治療法には、やり方がいろいろあるのかと驚いてしまいました。
今ままでマメが出来たことは何度もあるけど、マメの治し方について調べたのは今回が初めてだったのでとても勉強になりました。
そこで今回は、私がいろいろと調べて実践した方法について詳しく紹介していきたいと思います。出来るだけ痛みを少なく、早く治せる方法を目指してお話してきたいと思います。
しかし、私は専門家ではなく素人なのであくまでも私が個人的に良さそうだと感じた治療方法なので、あくまでも参考程度に読んでいただければと思います。
それでは見ていきましょう!
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目次
マメが出来たときの対処方法は湿潤療法(モイストヒーリング)
さて、冒頭でもお話ししましたが、マメの対処方法にはネットで調べるといろいろな方法があります。
その中でどの対処方法を選んでいくかを決めていくわけですが、私が選んだ治療方法は、湿潤療法(モイストヒーリング)という方法です。
湿潤療法とは、傷口から出る体液(滲出液)を保持して、乾燥を防ぐことで人間の本来の自然治癒力を引き出す治療法です。
今までの傷口を消毒して乾燥させる治療方法よりも、湿潤療法は傷の痛みが軽く治りも早いという特徴があります。
具体的な治療方法は、後から解説していきますが、まずは、冒頭で書いたマメを治療するときの疑問を湿潤療法を行う前提で対処方法を考えていきたいと思います。
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マメは潰した方がいいのか?潰さない方がいいのか?
それでは、マメが出来た時はぷくっと水ぶくれができてしまいますよね。
インターネットでマメの対処方法を調べると、多くのサイトでマメは潰さないのが一番と言われています。
潰さない理由としては、マメを潰すと中の滲出液が出てしまい、感染症などのリスクが出ると理由が多かったです。
しかし、私は今までマメが出来たことは何度もありますが、毎回マメは潰してきました(汗
どうしても気になってしまうため、水ぶくれの状態で潰さないというのは難しいです。
私の場合はマメが出来てしまうのは、テニスをしている時が多いですが、マメを潰さずにテニスを続けると、マメの範囲がだんだんと広がってしまうために、マメは潰してしまうか勝手に潰れてしまうことがほとんどです。
個人的な意見になってしまいますが、マメを潰さずに残しておくことが出来ないのでマメは潰してから治療します。
マメの皮は残した方がいいのか?切り取った方がいいのか?
先程、マメが出来たら潰してから治療を行うとお伝えしましたが、次はマメを潰した後の皮をどうするかという部分です。
これもインターネットでマメの対処方法を調べたら、皮は切り取らずに残すようにした方がいいといわれています。
皮を切り取らない一番の理由は、傷口の保護のためという理由が一番多かったです。
しかし、私が湿潤療法についていろいろと調べた結果は、水ぶくれ等で浮いてしまった皮膚は除去して、被覆材で覆って、栄養たっぷりの新鮮な滲出液で湿潤させる方が良いということが分かりました。
上の皮膚を残してしまうと、傷面の洗浄や潤滑環境の邪魔になってしまい治りが遅くなってしまうこともあります。
マメの上の皮膚を切り取ってしまうと、内側の皮膚はとても弱く痛みも強いために切り取るタイミングは考えた方がいいと思います。
私の場合だとテニスをしているときは、上の皮膚はそのまま残して傷口の保護をしてもらいます。自宅に帰ってから湿潤療法の被覆材の用意ができてから、上の皮膚を切り取り傷口の洗浄後に被覆材で覆うという手順でおこないました。
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マメの治療には、乾燥させた方がいいのか?乾燥させない方がいいのか?
マメの治療に限らずに、消毒し乾燥させる治療法よりも、乾燥させず体液を保った治療法の方が治りが速く傷も残りにくいということが分かっているので、乾燥させない方がいいということになります。
マメには消毒液を使った方がいいのか?消毒液は必要ないのか?
傷口の消毒に関しても、以前は消毒液を使いしっかりと消毒した方がいいと考えられていましたが、消毒液は悪い菌をやっつけると同時に、傷を良くする細胞までやっつけてしまうので、消毒液を使うことは逆に傷の治りを妨げることがあると考えられています。
湿潤療法を行う場合は、消毒液を使う必要はなく、水道水で傷口を洗い流すので十分です。
これで、冒頭のマメの治療についての疑問について、湿潤療法を行う場合どうすればいいかの私のリサーチの結果の解説は終わりになります。
次の章では、マメが出来た場合の具体的な対処方法について解説していきたいと思います。
マメが出来た時の具体的な対処方法はコレ!湿潤療法を行う場合の手順
それでは、マメが出来た時の対処方法を詳しく解説していきたいと思います。
前の章での疑問での解説でもお話したように、私のマメの対処方法は、マメを潰して、上の皮膚を切り取った状態で、湿潤療法を行っていく方法について具体的な方法を解説したいと思います。
マメの湿潤療法で用意する物
まずは用意するものですが、湿潤療法を行う際に必要になるものは、ハイドロコイド被覆材が必要になります。
ハイドロコイド被覆材には色々な種類の商品があります。キズパワーパッドやケアリーヴ等が有名な商品なのでご存知の方も多いかもしれません。
湿潤療法では、傷口にハイドロコイド被覆材を貼り付けて治療を行っていくわけですが、傷口よりも一回り大きいサイズのハイドロコイド被覆材を用意する必要があるというのがポイントです。
ハイドロコイド被覆材のサイズがギリギリの場合は、滲出液が溢れて出てきてしまい湿潤環境を作れない可能性があります。
キズパワーパッド等を傷のサイズに合わせて準備するのもいいのですが、私の家では、ズイコウ ハイドロコロイド包帯という商品を購入して、傷の大きさに合わせて自分でカットして使っています。
自分でカットして使えるので、いろいろな傷の大きさに対応できるのでコストパフォーマンスがとても高いと感じています。特に頻繁に怪我をする子供がいる家庭には、ズイコウ ハイドロコロイド包帯がおススメです。
アマゾンと楽天でズイコウ ハイドロコロイド包帯を検索した結果のリンクを作成していますので、商品の検索時にお使いください。
湿潤療法を行う場合は、ハイドロコイド被覆材が必要になりますので、お近くの薬局などでも購入できるので準備してくださいね。有名な商品ではキズパワーパッドやケアリーヴ 治す力の名前で販売してると思います。
マメの湿潤療法で具体的な手順
ここからは、マメに対する湿潤療法での治療手順を解説していきます。まずは流れを確認しましょう。
マメが出来た時の湿潤療法での治療手順
- マメを破いて、皮膚を取り除く
- 水道水で軽く洗い流す
- ハイドロコイド被覆材を切り取り、貼り付ける
- 白く膨らむことを確認
- 数日で張り替えて、白く膨らまなくなったら大丈夫
マメが出来た時の湿潤療法での治療流れはは以上の通りですが、それぞれを1つずつ詳しく解説していきます。
- マメを破いて、皮膚を取り除く
- 水道水で軽く洗い流す
- ハイドロコイド被覆材を切り取り、貼り付ける
- 白く膨らむことを確認
- 数日で張り替えて、白く膨らまなくなったら大丈夫
マメが出来た時に、マメを潰さずにはいられないので私の場合は必ず潰してしまいます。
湿潤療法を行う際には、浮いてしまった皮膚は邪魔になるのでハサミで切り取ってしまいます。
皮膚を切り取るときには、先の細いハサミを使う方が皮膚を残すことなく切り取ることができるので便利です。
100均などの鼻毛や眉毛をカットするためのハサミや赤ちゃん用の爪切りハサミなどを使うと、うまく切ることができます。
この時、マメの内側の皮膚はとても弱くちょっとした刺激でも痛みがあるのでゆっくり丁寧に切るようにしましょう。
浮き上がった皮膚を取り除いた後は、水道水で軽く洗い流します。ゴシゴシとこする必要はありません。
傷口を清潔に保つのは、湿潤療法の基本ですので忘れないようにしましょう。
この時に消毒液は使いません。消毒液はキズを良くする細胞までやっつけてしまうために治りが遅くなってしまいます。
傷口を洗い流した後はしっかりと水分をふき取ります。
傷口の大きさよりも一回り大きいサイズのハイドロコイド被覆材を貼り付けます。一回り大きいサイズというのがポイントです。
ハイドロコイド被覆材の使い方については、購入した商品の説明書をよく読んむようにしてください。
ハイドロコイド被覆材を傷口に貼り付けると、しばらくすると滲出液が出てきて、ハイドロコイド被覆材が白く膨らんできます。この状態が傷口に、傷を治す成分がたくさん含まれた滲出液を保持させて傷を早く治すことのできる状態です。
湿潤療法を行うと、傷口が滲出液で覆われることで、皮膚の神経が空気と遮断されるために痛みが軽くなるというのもメリットの一つです。さすが押さえたりすると痛みはありますが、通常の状態では痛みは気になりません。
ハイドロコイド被覆材を付けたままお風呂に入っても、傷口にしみることがないのもうれしいです。
しかし、お風呂に入るとハイドロコイド被覆材の端の方は剥がれやすくなるので、お風呂の後には張り替えを行う方がいいと思います。
この痛みが軽くなるというのは、私が湿潤療法を行う一番の理由です。痛くないというのは本当に素晴らしいと思います。
ハイドロコイド被覆材を付けても、基本的には、1日に1回は張り替えることをおススメします。
張り替えの時に、傷口を水道水で洗い、異物や感染症などがないかを確認するようにします。
特に最初の2日程度は滲出液の量も多く、傷口の確認もしっかりと行った方が良いので少なくとも1日に1回は張り替えた方がいいと思います。
その後は、傷口を清潔な状態に保てているのであれば、数日は貼り付けたままでも大丈夫だと思います。
新たにハイドロコイド被覆材を貼り付けても白くならなければ、滲出液が出てこない状態ということですので、ハイドロコイド被覆材を付ける必要はなくなります。
これで、マメが出来た時の湿潤療法での治療手順についての解説は終了です。
今回の私の手のひらにできたマメは、1日後には薄い皮膚が再生されて、4日後にはハイドロコイド被覆材を付けなくても通常の生活には痛みもなく過ごせるくらいには回復しました。
通常の生活であればこのままで問題ないですが、マメが出来た原因のテニスを7日後に再度する際には、念のために傷口を保護して行うようにしましたので、傷口の保護の方法について最後にお伝えしたいと思います。
マメが出来たときの、傷口を保護する方法
マメが出来た時の湿潤療法での治療手順については先ほどお話しましたが、マメの治療中や治りたての状態で、再度マメが出来た原因のことをやらなければいけない場合は注意が必要です。
私の場合は、テニスをしてマメができましたが、1週間後に再度テニスをするときには、念のために患部を保護してテニスをするようにしています。
治りたての皮膚は、とても弱いためにダメージを受けるとマメの症状が悪化して痛みが出る可能性があるからです。
保護の方法としては、ハイドロコイド被覆材を貼り付けた後に、ハイドロコイド被覆材をガーゼで覆います。
ガーゼの上から伸縮性のテーピングを巻きつけます。ガーゼを間に入れるのは、ハイドロコイド被覆材がテーピングにくっついてしまうとテーピングと一緒にハイドロコイド被覆材が剥がれてしまうためです。
テニスをする際には、ぐるっと1周テーピングを巻き付けます。それでもテニスをしていればテーピングがズレてくるので、途中で何度かテーピングとガーゼを付け直します。
手のひらは、テーピングとガーゼで固定しても直ぐにズレてしまいますが、患部に対してのダメージは全然違うと思います。
今回は、マメが出来た時の対処方法として、湿潤療法についていろいろとリサーチした結果から私が良さそうと思い実践した方法を紹介しました。
マメの対処方法として紹介したことを、まとめると、
- マメの対処方法には、痛みが軽くなるので湿潤療法がおススメ。
- マメは潰して、浮いた皮膚は切り取ってからハイドロコイド被覆材を貼る。
- 湿潤療法の基本は、傷口を清潔に保ち、乾燥させないようにすること。
- マメの治療中に患部を保護するなら、ハイドロコイド被覆材の上からガーゼとテーピング。
このようなことを紹介しました。
たくさんのサイトからリサーチを行い、私自身が行えそうで良さそうと感じたものを紹介しています。
あくまでも私の個人的なやり方ですので、何か異常があればすぐに病院へ受診するようにしてくださいね。
私と同じようにマメが痛くて困っている人のお役に立てれば幸いです。
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