iPhoneで撮った写真をパソコンに移したとき、「HEIF」や「HEIC」という見慣れない拡張子を見て驚いたことはありませんか。
私も以前、iPhone6からiPhone8へ機種変更したときに、いつものように写真をパソコンへダウンロードしたところ、見慣れない形式のファイルが出てきて少し戸惑いました。
それまで写真といえばJPGのイメージが強かったので、「HEIFって何?」「このまま使えるの?」と気になったのを覚えています。
現在ではHEIF/HEIC形式を見かける機会も増えていますが、初めて見ると少し分かりにくいですよね。
この記事では、HEIF/HEICとは何か、JPGとの違い、iPhoneでJPG保存に変更する方法を分かりやすく紹介します。
Windowsで表示できないときや、JPGに変換したいときの関連記事もあわせて案内しますので、iPhone写真の形式で困っている方は参考にしてください。
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目次
HEIF/HEICとは?iPhoneで使われる高効率な画像形式
HEIFとは、「High Efficiency Image File Format」の略です。
日本語にすると、高効率な画像ファイル形式という意味になります。

簡単にいうと、写真の画質を保ちながら、ファイルサイズを抑えやすい画像形式です。
iPhoneでは、写真がHEIF形式で保存されるときに「.HEIC」という拡張子で見かけることが多くなっています。
Apple公式でも、HEIF/HEVCはJPEGやH.264より圧縮率が高く、同等の画質でストレージ容量を抑えやすい形式として案内されています。
写真をたくさん撮る人にとっては、iPhoneの保存容量を節約しやすいのが大きなメリットです。
HEIFとHEICの違いは?
HEIFとHEICは似ている言葉なので、最初は少し分かりにくいかもしれません。
ざっくり分けると、HEIFは画像形式の名前で、HEICはHEIF形式の画像ファイルでよく使われる拡張子です。
たとえば、iPhoneで撮った写真をパソコンに移したときに、「IMG_0001.HEIC」のようなファイル名で表示されることがあります。
この場合、「HEIC」という拡張子を見て驚く人が多いと思います。
HEIFとHEICの違い
| 名称 | 意味 | 見かける場面 |
|---|---|---|
| HEIF | 画像形式の名前 | 解説記事や設定説明で見かける |
| HEIC | HEIF画像で使われることが多い拡張子 | iPhone写真のファイル名で見かける |
読者が実際に目にしやすいのは、HEIFという言葉よりも「.HEIC」という拡張子です。
そのため、この記事ではHEIF/HEICという形で、両方の表記を使って説明していきます。
iOS11以降の対応機種で使われる形式
HEIF/HEICは、iOS11以降で採用された高効率な画像形式です。
対応しているiPhoneやiPadでは、カメラ設定によってHEIF/HEIC形式で写真が保存されることがあります。
Apple公式では、HEIFまたはHEVC形式で撮影できるiPhoneやiPadでは、「高効率」と「互換性優先」を選べると案内されています。
「高効率」を選ぶと、写真はHEIF/HEIC形式で保存されます。
一方で、「互換性優先」を選ぶと、新しく撮影する写真はJPEG形式になります。
昔のiPhoneから新しいiPhoneへ機種変更したときに、急にHEICファイルを見かけて驚く人もいます。
私もiPhone6からiPhone8へ変えたときに初めて気づいたので、同じように戸惑う方は多いかもしれません。
HEIF/HEICのメリットは?
HEIF/HEICの大きなメリットは、写真のファイルサイズを抑えやすいことです。
iPhoneで写真をたくさん撮る人にとって、保存容量を節約しやすいのは嬉しいポイントです。
JPGより新しい形式なので最初は戸惑いますが、iPhoneのストレージやiCloudの容量を考えると、メリットのある形式でもあります。
ここでは、HEIF/HEICのメリットをもう少し詳しく見ていきましょう。
JPGよりファイルサイズを小さくしやすい
元記事では、iPhone8でHEIFとJPGのファイルサイズを実際に比較しました。
そのときは、JPGが1.8MB、HEIFが1.4MBという結果になり、HEIFの方が少し小さいサイズになりました。

ただし、写真の内容や撮影条件によって、どれくらい容量を節約できるかは変わります。
必ず半分になるとは言い切れませんが、一般的にはHEIF/HEICの方が効率よく保存しやすい形式です。
HEIF/HEICとJPGの違い
| 項目 | HEIF/HEIC | JPG |
|---|---|---|
| 容量 | 抑えやすい | やや大きくなりやすい |
| 対応環境 | 対応していない環境もある | 多くの環境で使いやすい |
| iPhoneでの扱いやすさ | 容量を節約しやすい | 他の機器と共有しやすい |
iPhone内で写真を見るだけならHEIF/HEICは便利ですが、他の機器や古いソフトで使う場合はJPGの方が扱いやすいことがあります。
この違いを知っておくと、iPhoneの設定をどうするか判断しやすくなります。
HEIF/HEICのデメリットは?
HEIF/HEICは、容量を抑えやすい便利な画像形式です。
ただし、JPGほど多くの環境で使えるわけではありません。
iPhoneやApple製品の中で見るだけなら困らないことも多いですが、Windowsパソコン、古い画像編集ソフト、Webサービスなどでは開けない場合があります。
そのため、写真をどこで使うかによっては、JPGに変換した方がスムーズです。
HEIF/HEICは便利な形式ですが、互換性の面ではJPGの方が安心な場面もあります。
Windowsや古いソフトで表示できないことがある
HEIC形式の写真をWindowsパソコンに移したとき、写真が開けなかったり、サムネイルが表示されなかったりすることがあります。
現在は、Microsoft StoreのHEIF画像拡張機能を使うことで表示できる場合があります。

ただし、Windowsのバージョンや写真アプリの状態によっては、追加の対応が必要になることもあります。
また、古い画像編集ソフトでは、HEIC形式に対応していない場合があります。
WindowsでHEIC写真が表示できない場合は、拡張機能を入れるか、JPGに変換する方法を検討しましょう。
WindowsでHEIF/HEIC写真を表示する方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
⇒HEIF/HEICがWindowsで表示できない時の対処法!拡張機能や変換方法も確認
共有やブログ投稿ではJPG変換が必要なこともある
HEIC形式の写真は、相手の環境によっては開けないことがあります。
そのため、メールやチャットで写真を送る場合、相手が確実に見られるようにJPGへ変換した方が親切なこともあります。
また、WordPressやブログに画像をアップロードする場合も、JPGの方が扱いやすい場面があります。
古い画像編集ソフトや一部のWebサービスでは、HEIC形式に対応していないこともあるためです。
写真を相手に送る、ブログで使う、古いソフトで編集する場合は、JPG変換を考えておくと安心です。
HEIF/HEICをJPGに変換する方法は、こちらの記事で紹介しています。
⇒HEIF/HEICをJPGに変換する方法!Webサイト・ソフト・iPhone設定を紹介
iPhoneで今後JPG保存にする方法
HEIC形式で保存されると毎回困る場合は、iPhone側の設定を変更する方法があります。
iPhoneのカメラ設定で「互換性優先」を選ぶと、これから撮影する写真をJPEG形式で保存できます。

設定を変えることで、今後撮影する写真はJPG形式になり、Windowsや古いソフトでも扱いやすくなります。
ただし、すでに撮影済みのHEIC写真が自動でJPGに変わるわけではありません。
これから撮る写真をJPGで保存したい場合は、iPhoneのカメラ設定を変更しましょう。
iPhoneでJPG保存に変更する手順
- 設定アプリを開く
- 「カメラ」をタップする
- 「フォーマット」をタップする
- 「互換性優先」を選ぶ
Apple公式のカメラフォーマットに関する案内はこちらです。
⇒Apple公式:Apple製のデバイスでHEIF/HEVCメディアを扱う
「高効率」と「互換性優先」の違い
iPhoneのカメラ設定には、「高効率」と「互換性優先」があります。
どちらを選ぶかによって、今後撮影する写真の保存形式が変わります。
高効率と互換性優先の違い
| 設定 | 保存形式 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 高効率 | HEIF/HEIC | 容量を抑えたい人 |
| 互換性優先 | JPEG/JPG | Windowsやブログで使いやすくしたい人 |
高効率を選ぶと、写真の容量を抑えやすくなります。
一方で、互換性優先を選ぶと、JPG形式で保存されるため、ほかの機器やソフトで扱いやすくなります。
容量を優先するなら高効率、扱いやすさを優先するなら互換性優先を選ぶと分かりやすいです。
ブログ用の写真をWindowsで編集することが多い場合は、互換性優先にしておくと作業しやすいでしょう。
iPhoneからパソコンへ転送するときの設定も確認
iPhoneで撮影するときの保存形式だけでなく、パソコンへ転送するときの設定も確認しておきましょう。
iPhoneの写真設定には、「MacまたはPCに転送」という項目があります。
この設定によって、パソコンへ写真を移すときに互換性の高い形式へ変換される場合があります。
iPhone内ではHEIC形式で保存していても、転送時にはJPGとして扱えることがあるため、写真管理の方法に合わせて確認しておくと安心です。
自動と元のフォーマットのままの違い
iPhoneからパソコンへ写真を転送するときは、「自動」と「元のフォーマットのまま」の違いも知っておくと便利です。
「自動」を選ぶと、転送先のパソコンで扱いやすい形式に変換される場合があります。
一方で、「元のフォーマットのまま」を選ぶと、HEIF/HEIC形式のまま転送されます。

転送設定の違い
| 設定 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 自動 | 互換性の高い形式に変換される場合がある | Windowsや古いソフトで使いたい場合 |
| 元のフォーマットのまま | HEIF/HEIC形式のまま転送される | 元データをそのまま残したい場合 |
Windowsで扱いやすくしたい場合は、「自動」の方が分かりやすいことがあります。
ただし、元の形式で写真を管理したい場合は、「元のフォーマットのまま」も選択肢になります。
写真をどう使いたいかによって、iPhone側の転送設定も確認しておくと安心です。
HEIF/HEICで困ったときの対処法
HEIF/HEIC形式の写真で困る場面は、人によって少し違います。
Windowsで見たいだけなのか、JPGに変換したいのか、今後はJPGで撮影したいのかによって、選ぶ対処法が変わります。
ここでは、目的別におすすめの対応をまとめます。
どれを選べばよいか迷ったときは、まず自分が「表示したい」のか「変換したい」のかを考えると分かりやすいです。
目的別の対処法早見表
HEIF/HEICで困ったときの対処法を、目的別に整理しました。
写真を使う場面に合わせて、必要な方法を選んでください。

HEIF/HEICで困ったときの対処法
| 困っていること | おすすめの対処法 | 関連記事 |
|---|---|---|
| WindowsでHEICを見たい | HEIF画像拡張機能を使う | Windows表示記事を確認 |
| JPGに変換したい | 変換サイトや変換ソフトを使う | JPG変換記事を確認 |
| 今後JPGで撮影したい | iPhoneの「互換性優先」を選ぶ | この記事内の設定を確認 |
| PC転送時に扱いやすくしたい | 写真設定の「自動」を確認する | 転送設定を確認 |
| 元データを残したい | 元のフォーマットのまま保存する | 保存形式を確認 |
Windowsで表示できないだけなら、まずはHEIF画像拡張機能を試す方法があります。
一方で、ブログやメール、古いソフトで使うなら、JPGへ変換した方がスムーズです。
HEIF/HEICのまま使うか、JPGに変換するかは、写真をどこで使うかによって決めるのがおすすめです。
HEIF/HEICとは何かまとめ
今回は、iPhone写真で見かけるHEIF/HEICとは何か、JPGとの違いやiPhoneの設定方法について紹介しました。
HEIF/HEICは、写真の容量を抑えやすい便利な形式です。
一方で、JPGほどどの環境でも使えるわけではないため、Windowsや古いソフトで扱うときには注意が必要です。
- HEIFは高効率な画像ファイル形式のこと
- iPhone写真では「.HEIC」という拡張子で見かけることが多い
- JPGよりファイルサイズを抑えやすいメリットがある
- Windowsや古い画像編集ソフトでは開けない場合がある
- 今後JPGで保存したい場合はiPhoneの「互換性優先」を選ぶ
- すでに撮影済みのHEIC写真は、必要に応じてJPG変換する
- Windows表示やJPG変換で困ったら関連記事を確認する
iPhoneの中だけで写真を見るなら、HEIF/HEICのままでも困らないことが多いです。
ただし、Windowsで編集したり、ブログに使ったり、相手に写真を送ったりする場合は、JPGの方が扱いやすいことがあります。
HEIF/HEICは容量を抑えやすい便利な形式ですが、使う場面に合わせてJPG変換やiPhone設定を選ぶことが大切です。
最初は見慣れない拡張子で驚くかもしれませんが、仕組みが分かればそれほど難しいものではありません。
自分の使い方に合わせて、高効率のまま使うか、互換性優先でJPG保存にするかを選んでみてください。
HEIF/HEICに関する関連記事はこちらです。


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