東京でGW期間中に開かれるお祭りといえば、府中市の大國魂神社で行われるくらやみ祭が有名ですよね。
J:COMのテレビで生中継されていますので、ご存じの方も多いと思いのではないでしょうか?くらやみ祭の中でももっとも盛り上がる神輿渡御は本当に見応えがあります。
六張の大太鼓と八基の神輿が本殿から御旅所へ渡っていく時の担ぎ手の熱気がすさまじいです。まずは、2018年の神輿渡御の熱狂ぶりをご覧ください。
複数の神輿が共演してとても盛り上がって居ますよね。「ホイサ!ホイサ!」の掛け声で神輿が振られています。この盛り上がりを実際に現地で感じてみたいな~と思いませんか?
くらやみ祭は、毎年5月3、4、5日には大勢の人が訪れて盛り上がりますが、神事・行事としてはそれよりも数日前から行われているんです。
そして、期間中に70万人もの人が訪れるお祭りですから、その混雑もかなりのもの。
事前にしっかりと日程や時間を確認しておき、自分の見たい神事などを決めておくことがくらやみ祭を楽しむためには必要です。
そこで今回は、大國魂神社の例大祭としてのくらやみ祭の全日程の主な神事・行事を紹介したいと思います。
一緒に盛り上がりながら行きましょう♪
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目次
2019年の日程や開始時間は?
さぁー!2019年のくらやみ祭りの神事を一気に紹介していきます。くらやみ祭りというと5月3日~5日の期間のお祭りと思う人が多いと思いますが、実際はそれよりまえの4月30日から神事・行事としては行われています。
4月30日
4月30日(火)
午後1時 品川海上禊祓式(しながわかいじょうみそぎしき)
くらやみ祭りの一連の行事のスタートとなる神事。
「汐汲み」と呼ばれる神事で、神職一行が品川の海上に出て、海水で身を清め、清めの汐水を樽に入れて神社に持ち帰る。大祭の期間中の朝夕潔斎時にはこの汐水を使用する。
5月1日
5月1日(水)
午前9時30分 祈晴祭
大祭の期間中の安全をお祈りし、天気が良くなることを祈る神事。
やっぱり天気がいい方が良いですよね~
5月2日
5月2日(木)
午後7時半 御鏡磨式
神輿につける8枚の鏡を磨き清める儀式。鏡は己自身と己の心を映し出すものとされており、鏡を磨くことで心も磨き清められるという目的で行われています。ただし、現在は磨いた後に神輿にはつけずに、本殿に収められます。
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5月3日!くらやみ祭りの本番はここから!
ここまでの神事は、お祭りの準備。GWに突入して、今日から、出店も出揃い、人出も一気に増えます。もっと盛り上がっていきましょう!
5月3日(金)
午後8時 競馬式(駒くらべ)
良馬を選定するための儀式。武蔵国府の国司は朝廷や幕府に献上するための馬を府中に集め検閲して選定していた。現在は、6頭の馬が集い馬場大門欅並木を3度往復する。騎手は烏帽子直垂姿で騎乗するのが習わし。競馬式といっても、速さや着順を競うものではなく、検閲の為に馬を走らせるものだった。
5月4日
5月4日(土)
午前9時 御綱祭
神輿に御霊が移る準備として、神輿に忌笹と海水を用いてお祓いをして、飾り網をつけます。ここでも品川海上禊祓式で汲んだ海水が使われるんですね^^
この神事で、神輿に御霊が移る準備が完了し、いよいよ明日、神輿に御霊が移られます。
午前12時30分 萬燈大会
1979年より始まった行事。地元の青年会が中心となって制作した花萬燈の出来栄えや操る者の技や力強さを競い合う。
かなりの重量のある萬燈をぐるぐる回す迫力は素晴らしいの一言。制限時間などもありしっかりと優勝者などが決まられますので真剣勝負です。
2010年優勝の演技の様子の動画がありましたのでご覧下さい。
やはり優勝者の演技ですので、迫力があります。それにしてもかなり重そうですね。(@_@)
午後6時から9時 山車の巡行
神社の大鳥居前とけやき並木を中心に、24台の山車が囃子を共演しながら巡行する。沢山の山車から太鼓、笛の音色などが聞こえるとワクワク感も高まってきます。山車は沢山の提灯を掲げているのが特徴で、時間が遅くなると暗闇に提灯の明かりが幻想的な雰囲気を作り出してくれます。くらやみ祭の見所の1つです。
5月5日
5月5日(日)
午後2時30分 太鼓送り込み
各町内の大太鼓が隨神門内と拝殿前に送り込まれて、約1時間太鼓がドンドンと打ち鳴らされます。太鼓の音の振動がお腹に響く感じが否応なくお祭りムードが高まってきますよね。
午後5時20分 御霊遷の儀(みたまうつしのぎ)
各神輿に本殿から御霊を移す神事。古来より御霊を神輿に移すのは人目に触れてはいけないと言われており、一般には公開されずに神職の方のみで取り行われます。
御霊が神輿に移れば、いよいよ神輿の登場です!!
午後6時 御輿渡御(みこしとぎょ)
くらやみ祭のメインイベント
合図とともに大太鼓が打ち鳴らされ、神輿還御が始まります。神輿を担ぐのは白丁(神輿を担ぐ物の正装)を身につけた担ぎ手達。大太鼓と「ホイサ」の掛け声と共に神輿が激しく揺らされます。神輿は揺らされるほど神威は増すと言われています。祭りの用語として、「揉め」というのは神輿を揺らすことを指します。
5月6日
5月6日(月)
午前4時から8時頃 御輿還御(みこしかんぎょ)
早朝に神輿が御旅所から出発。午前7時30分までには、神社の境内に還る。
帰ってきた神輿から、御霊を本殿に納めて、長かったくらやみ祭は終了になります。
ちなみに御霊を移す儀式は一般非公開となります。
以上がくらやみ祭りの全日程になります。
複数の日程を見れれば一番良いのですが、1日だけとなるとやはり神輿5月5日の御輿渡御が一番盛り上がります。やはり祭りのメインと言われていますので見逃してほしくはないですね。
しかし、管理人が一番好きなのは5月4日の山車の巡行です。
暗闇の中の光。こういう雰囲気が管理人は大好きなので個人的にはコチラがオススメです。ちょっと違いますがイルミネーションやライトアップなどのイベントに近い雰囲気があるのかなと思います。
5月4日の日程ですと、萬燈大会⇒山車の巡行がいいですよね。ちょうど山車の巡行の動画がありましたのでご覧ください。
囃子の音がとても楽しそうですよね。やっぱり山車はオススメです~~
それにしても、事前の準備から始まり長期間の日程ですので、本当に神職の方や町内の方は本当に大変だと思います。毎年沢山の人達を楽しませていただき本当に感謝です。
屋台が出る時間もしっかりチェック!
くらやみ祭りの日程の紹介をしましたが、これからはもう一つの目玉。屋台についての情報をお伝えします。お祭りといえば、屋台ですよね。(^_-)-☆
くらやみ祭では、約500の屋台が並び祭りを盛り上げてくれます。たこ焼き、焼きそば、綿菓子いろいろな屋台があって何を買おうか決めるのも大変なんですよね~。
くらやみ祭の屋台についての情報を紹介します。
- 屋台の出る期間
- 何時まで?
くらやみ祭りの屋台は、5月3日~5月5日まで出ています。6日も若干は出ていますが数はかなり減少します。
くらやみ祭のイベントは夜9時までですので、屋台は夜10時くらいまでと思って間違いないと思います。祭りの終了間際の値下げを狙うならこの時間がいいかもしれませんね^^
まとめ
今回は、GWに府中市の大國魂神社で開催されるくらやみ祭の2019年の日程を紹介しました。毎年決まった手順で行われるお祭りですので今年も同様に開催されます。
くらやみ祭りは、昔からの伝統と色濃く残しているお祭りですから見応えがありますので、本当にオススメです。それと500もの屋台が出るのも楽しみの1つですね。沢山の屋台につられて、食べすぎには注意しましょうね(笑
それでは、2019年の府中のくらやみ祭を楽しんでくださいね^^
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