吉野山は桜の名所としてとても有名ですよね。
なにせ、吉野山の桜は全体で約3万本の桜があり、山全体に桜の木が植えられています。
この本数だけで見ても、他の桜の名所を圧倒しています。吉野山は、3大桜の名所として数えられていますが、吉野山(30,000本)弘前公園(2,600本)、高遠城址公園(1,500本)と他を大きく引き離しています。
もちろん数だけで桜の良さを計ることはできませんが、圧倒的な本数も吉野の魅力の1つなのは間違いありません!
まずは、吉野山の桜の圧倒的な迫力を感じてみてください。
なんだか心が洗われるような感じがします。見渡す限り桜!
こんな絶景が見れるのであれば、絶対に行きたい!と思いますよね^^
しかし、吉野山の桜のを見に行く前に注意したのは、他の桜の名所と比べて、見所が格段と多いということです。ということは、普通に歩いているだけでは、有名な見所をスルーしてしまう可能性もあります。
吉野山に桜を見に行くのであれば、事前にしっかりとチェックしておくことが大切です。そこで今回は、吉野山の桜の絶対に押さえておきたい見所を紹介します。
後から、吉野山の桜の感想を話すときに有名スポットを見逃していると笑われちゃうことのないように気をつけましょう(笑
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目次
吉野山の桜の見どころ
吉野の桜の見どころを紹介していきましょう。
吉野山は、山全体に桜の木が植えられていますが、特に桜の集まるエリアがあります。
気温の関係から、標高の低い方から順番に開花が始まりだんだんと標高の高いエリアの開花が始まります。エリア毎に開花時期が違うことから、吉野山では比較的長い間桜を楽しむことができます。
それでは、吉野山の桜の集まるエリアの名前と開花時期を紹介します。
吉野山の桜のエリアの名前と開花時期
- 下千本(4月6日~10日)
- 中千本(4月8日~12日)
- 上千本(4月10日~15日)
- 奥千本(4月15日~20日)
開花時期については、その年の気温により若干前後することがありますから注意してくださいね。最新の開花時期は、記事の最後に紹介する公式サイトで確認できます。
それと、公式サイトにあった見所マップも見やすいですので確認しておきましょう。
それでは、このマップも参考にしながら、吉野山の桜の見所を紹介していきます。
スタート地点は、下千本エリアから行きましょう!
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各エリア毎の桜の見所
それでは、各エリアごとの見所を確認していきましょう!
下千本エリア
- 下千本展望所
- お野立ち跡
- 蔵王堂/仁王門
まずは、吉野山のスタート地点、下千本エリアでは、お野立ち跡からの景色が格別です。特に七曲坂周辺が特にオススメです。
中千本エリア
- 吉水神社
- 如意輪寺近辺
やはり中千本エリアでは、世界遺産の吉水神社からの眺めは絶対に外せません!ここを見ずして吉野山の桜は語れません。
昔、豊臣秀吉公も感動したという景色。豊臣秀吉と同じ景色が観れるというのはちょっとワクワクしますよね。
上千本エリア
- 滝桜
- 花矢倉展望台周辺
上千本エリアでは、花矢倉展望台周辺が必見ポイントです。個人的には滝桜の迫力も捨てがたいと思います。
上千本エリアからは、急な坂道も多くなりますので、ゆったりとご自身のペースで桜の景色を楽しんでくださいね^^
奥千本エリア
- 西行庵
- 金峯神社
- 水分神社
吉野山の奥千本エリアは、神秘的な雰囲気があります。西行庵周辺や、金峯神社周辺がオススメです。静かにお花見をしたい人は奥千本エリアがいいでしょう。桜だけでなくパワースポットとしても有名ですので、日頃の疲れを癒すことができるのではないでしょうか?
吉野山のライトアップは?
昼間の桜もいいですが、ライトアップした桜は全く違った良さがあります。
是非、吉野山の桜のライトアップもご覧いただきたいと思います。
吉野山の桜のライトアップについての詳細
期間:18:00~22:00
時間:開花から1ヶ月間
ライトアップポイント:下千本、中千本、上千本(先程紹介した吉野桜見所マップの黄色でマーキングされているポイントです。)
ライトアップした桜をみると幻想的な世界に引き込まれる感じがしますよね~
しかし、この時期吉野山はかなり冷え込むことが多いので、防寒対策はしっかりとしておいてくださいね。ダウンジャケットやコートは必須ですので、お忘れなく^^
なぜ、吉野山の桜の特徴?
吉野の山の桜を見に行く前に、吉野山の桜についての特徴を知っておきましょう。
吉野山の桜の種類は、吉野の名前の入ったやはりソメイヨシノと思われがちですが違います。
吉野山に植えられている桜は、シロヤマザクラという山桜です。
シロヤマザクラの特徴としては、ソメイヨシノのように満開を過ぎたころに葉が出るのではなく、開花と同時に赤茶けた若葉が出るのが特徴です。
この特徴を知らない人は、満開の時に行っても、ちょっと葉桜になっていたと残念に思う理由でもあります。
吉野山の桜は、千本の密集した桜を、遠くから観るのが丁度いいのかなと思います。
それと吉野山の桜を楽しむにはかなり歩くことが必要になります。期間中は下千本から中千本のエリアは歩行者天国になり車では通ることができません。道がデコボコになっている場所や傾斜がきつい場所などもありますので、足をけがされている方などにはちょっと向いていないのかなと思います。
ロープウェイもありますが、距離も短く、桜の時期になると行列が出来てしまいますので移動手段としてはあまり期待できません。
この様なことを考えると、花見とウォーキングを一緒にできてラッキー♪くらいの考えで出かけると良いと思います。特に靴についてはウォーキングシューズなどの歩くことがメインの靴をオススメします。
コチラの動画では、2014年に吉野山を散策された様子がご覧になれます。
やはり神社などには、階段も多いですから歩きやすい靴選びは重要だと思います。それと桜の季節になるとやはり人は多いですね~こればっかりはしょうがいですよね。世界遺産が桜色に染まるんですからやっぱり見てみたいと思いますよね^^
なぜ、吉野山の桜の多いの?
最後に、吉野山の桜が多い理由についてお話してきます。最初にもお話しましたが、吉野山には約3万本の桜の木が植えられています。
それは、桜が蔵王権現の御神木とされているからなんです。修験道(しゅげんどう)の開祖とされる役小角が蔵王権現を彫ったときに使ったのが桜樹ということから御神木とされたと言われています。
蔵王権現にお祈りする時には、神木とされる桜の苗を寄付するのが最善の供養となる風習が出来、平安時代の頃から多くの人が桜を植えるようになったとされています。
そのおかげで、吉野山は桜の名所としてとても有名になっているという訳なんですね。さすがに世界遺産の吉野山ですから、桜の多い理由にも納得です。
今回は、吉野山の桜の見逃したら笑われちゃうポイントとして必見ポイントを各エリア別にお伝えしました。
それと、追加の情報として吉野山の桜を楽しむための情報をお伝えしています。
吉野山は世界遺産としても有名な場所ですので、桜の季節ではなくても十分に楽しめるスポットとなっております。やはり大自然の中で過ごす時間というのはとても貴重な時間ですよね。
それと、記事内でも少し触れていますが、吉野山の桜を楽しむには歩くことが多いですので、お出かけの際には靴はウォーキング出来るものを選んでくださいね。体調があまりすぐれない場合などは無理なさらないようにしましょうね。
それでは、吉野山の桜を十分に楽しんでくださいね^^
⇒吉野山観光協会
コメント
質問とお願いです。
吉野山のお野立ち跡と下千本展望台は同じものですか?正確な位置を教えてください。
渡邉信枝さん
コメントをいただき、ありがとうございます。
ご質問に回答致します。
>吉野山のお野立ち跡と下千本展望台は同じものですか?
いいえ。別の場所になります。
>正確な位置を教えてください。
位置については、記事内にある「吉野山桜見所マップ」を
見ていただければ分かると思います。
②下千本展望所
③お野立ち跡
ですので、確認してみてくださいね。
宜しくお願いします。