最近はセルフのスタンドも増えていますので、自分で原付へ空気を入れるという人は多いのではないでしょうか?
わざわざバイク屋さんに行って空気を入れるのは意外と手間がかかるので、近くにあるガソリンスタンドで自分で空気を入れたいと思うのは自然なことだと思います。
しかし、ガソリンスタンドの空気入れは車用の物がほとんどですから、原付のタイヤにしっかり空気を入れるのは難しいです。
特に後輪のタイヤは、マフラーや他のパーツが邪魔になり、バルブにと空気入れの先端をしっかり差し込むことができません。
原付に乗って10年になる私も先月までは同じ悩みを抱えていました。
しかし、先月ある超便利アイテムを発見して購入したことで、ガソリンスタンドの車用の空気入れでもしっかりと空気を入れることができるようになりました。
今回は、私の見つけた超便利アイテムとその使い方を紹介した後に、ガソリンスタンドで借りることの出来る空気入れの使い方を画像を交えながら紹介していきたいと思います。
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目次
原付タイヤへ空気を入れる超便利アイテムとは?
早速、私の見つけた超便利アイテムを紹介したいと思います。
それは、
『エクステンションエアーバルブ』
というものです。
エクステンションエアーバルブとは、写真のようにL字型をしていて、エアバルブの口の方向を90度変えることができます。
エアバルブの口の向きを変えることで、空気入れを真横から差し込むことができるようになり、簡単に、そしてしっかりとタイヤへ空気をいれることができるようになります。
エクステンションエアーバルブの使い方は?
それでは、エクステンションエアーバルブの使い方を解説していきます。
とは言っても本当に簡単で、パッケージの裏側を見れば直ぐに理解できると思います。
タイヤのエアバルブにねじ込むだけです。
実際に取り付けた場合は、こんな感じです。エアバルブの口が横を向いているのが分かると思います。
エアバルブにねじ込む際に、最後の方で空気がシュっと抜けるポイントがありますので、出来るだけ手早く締めましょう。
タイヤに空気を入れた後には、反対の手順で外せます。(取り外す時にも、空気が抜けますので、注意してください。)
私は、エクステンションエアーバルブを外す時に、若干空気が抜けることを考えて、少し高めに空気圧を設定して入れています。
ガソリンスタンドの車用の空気入れで、簡単に原付のタイヤへ空気を入れるには、エクステンションエアーバルブは必須アイテムですので本当におススメです。
私は、空気を入れる度にエクステンションエアーバルブを取り外し、1つのエクステンションエアーバルブを前輪、後輪の両方に使っています。
パッケージの裏面の説明では取り付けたままでも大丈夫とのことですので、2本購入して前後に着けっぱなしでもいいかもしれませんね。(メーカによっては、取り付けたまま走行できないものもあるので注意してください。)
いろいろなメーカのエクステンションエアーバルブがありますので、Amazonと楽天での検索画面へのリンクを用意しました。値段と角度などで検討してみてください。私は、信頼性の高そうなキタコの製品を購入しました。
エクステンションエアーバルブがない場合は?
私がエクステンションエアーバルブを購入する前に、どのようにして空気を入れていたかを紹介します。
まさに力技でした(汗
写真のようにエアバルブを指で後ろ側から押して、斜めにした状態で空気入れの先端を押し込んでいました。
上の写真は、前輪のタイヤですが前輪は障害になるパーツがないために比較的入れやすい方です。それでも、力とコツが必要でした。
後輪の場合は、マフラーやほかのパーツが邪魔になるために、空気を入れるのは本当に難しいです。私の場合はしっかりと空気を入れるのは無理でした。
あまりエアバルブを強く押しすぎるとエアバルブの根元がダメージを受けて、翌日に空気が抜けてしまっていたなんてこともあるようなので気を付けましょう。
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ガソリンスタンドの空気入れの使い方は?
エクステンションエアーバルブの説明が長くなりましたが、実際にスタンドで空気を入れる手順を解説していきたいと思います。
ガソリンスタンドに設置されている空気入れには大きく分けると、固定式と移動式の2種類があります。それぞれで使い方が異なりますので使い方を解説していきたいと思います。
固定式の空気入れの使い方
固定式の空気入れは、写真のような機械で、ホースを伸ばして空気を入れることができます。
固定式の空気入れの使い方
- 空気圧を指定する
- エアバルブに空気入れの先端を差し込む
- 音が止まるまで待つ
- 空気圧の指定を戻し、ホースも戻す
本体の左側についているダイヤルを回して、タイヤへ入れたい空気圧を指定します。
指定する空気圧については、車種毎に適正空気圧というものが決まっていますので、バイクの車体にシールが貼ってありますので確認しましょう。
ちなみに、私の原付(HONDA TODAY)であれば、赤枠の部分のシールに記載がありました。前輪125kPa 後輪200kPaとなっています。
空気圧は前輪と後輪で異なりますのでそれぞれでダイヤルを回して設定値を変更する必要があります。
ダイヤルを回すと、空気圧の指定の針が動きますので、指定の場所に合わせます。
空気入れの先端をエアバルブへ差し込みます。ある程度しっかり差し込まないと空気が横から漏れてしまいますので気を付けましょう。
エアバルブに空気入れの先端を差し込むとチン、チン、チン、空気入れの本体から音が鳴ります。空気抽入中の音ですので、音が止まったら空気の注入が終わった合図です。
前輪、後輪の空気入れが終わったら、ダイヤルを回して指定の空気圧をゼロに戻し、ホースもくるくると丸めて元の場所に戻すようにしましょう。
これで固定式の空気入れの説明は終了です。引き続き、移動式の空気入れの使い方を説明したいと思います。
移動式の空気入れの入れ方
移動式の空気入れの場合は、空気入れの本体を持ち運ぶことができるため、離れている場所にバイクを止めていても大丈夫です。
このように本体だけを取り外して、持ち運ぶことができます。しかし、使った後には元の場所へ戻さなければいけないので、近くに止めた方が楽です。
移動式の空気入れの入れ方
- エアバルブに空気入れの先端を差し込む
- 本体のメモリを見ながら空気圧を調整する
- 適正空気圧になれば完了
- 本体、ホースを元の位置に戻す
移動式の空気入れの場合は、最初にエアバルブに空気入れの先端を差し込みます。
本体のメモリを見ながら、中央のボタンを右や左に押すことで、空気を入れたり抜いたりすることができます。
適正空気圧に調整できれば、空気入れは終わりです。
適正空気圧については、固定式の空気入れで解説していますので参考にしてください。
空気入れの先端をエアバルブから外して、ゴムキャップを閉めます。
本体とホースを元の位置に戻して、終了です。
移動式の場合は、本体を元の場所へ戻すことで空気が充填されます。ですから、忘れないように本体を戻しましょう。
いかがだったでしょうか?
今回は、エクステンションエアーバルブの便利さと原付のタイヤへ空気を入れる方法を詳しく解説してきました。
記事内でもお伝えしましたが、車用の空気入れで、原付バイクのタイヤへ空気を入れるのはとても難しいです。
しかし、エクステンションエアーバルブを使えば、簡単にしっかりと空気を入れることができます。
私も最近まで、エクステンションエアーバルブの存在を知らなかったので、スタンドで空気を入れる時は本当に苦労していました。もっと早く知りたかった商品の一つです。
あなたには、そんな苦労をしてほしくありませんので、エクステンションエアーバルブを使うことをおススメします。というか原付のバイクのエアバルブは、標準でL字型にした方がいいのではないかと思います。
ガソリンスタンドの空気入れの使い方に関しては、そんなに難しいことはありませんので、上記説明を読んだ上で実践されれば、スムーズに空気を入れることはできます。
もしも、空気入れの使い方などで分からないことがあれば、店員さんに聞けば、親切に教えてくれるので心配はいりません。セルフスタンドでも必ず店員さんはいますので、安心してくださいね。
今回紹介したエクステンションエアーバルブを検索するなら、下記のリンクから探すとすぐに見つかります。
そのほかにも原付関連の記事がございます。
⇒原付TODAYのエンジンが信号待ちで止まる!原因や対処方法は?
コメント
こういった器具があったんですね、、とても参考になりました!
ところで、amzonのアソシエイトプログラム等には参加されないんですか?
既に検討した結果導入していないい、というわけではないのであれば一度検討されてみると良いのではないかと思います。
せっかくこのブログで知ったのにわざわざ調べなおすのも面倒だなどと思いました。広告収入も入りますし。
ともさん
コメントを頂きありがとうございます。
この商品は本当に便利というか私の中では必需品になっています。
商品の検索では、お手数をお掛けしてしまいました。
一応、記事の序盤に商品のリンクを入れてあったのですが、分かりにくかったですかね。
記事の最後にもリンクを入れるように修正します。
ありがとうございました。