運転免許の更新にかかる時間は、講習区分によって異なります。
講習時間は、優良運転者が30分、一般運転者が1時間、違反運転者と初回更新者が2時間です。
ただし、実際には講習だけでなく、受付、適性検査、写真撮影、講習開始までの待ち時間、免許証の交付などが加わります。
免許更新にかかる全体時間の目安
- 優良運転者:1時間前後から
- 一般運転者:1時間30分前後から
- 違反運転者・初回更新者:2時間30分前後から
混雑状況や講習の開始時刻によっては、さらに長くなる場合があります。
予定を立てる場合は、全体で1~3時間程度を見込み、違反・初回更新や混雑時は余裕を多めに取ると安心です。

この記事では、講習区分ごとの時間、更新当日の流れ、待ち時間を減らす方法、オンライン講習や会場による違いを解説します。
目次
免許更新は何時間かかる?講習別の所要時間
免許更新に必要な時間を考えるときは、公式に決まっている「講習時間」と、それ以外の「手続き・待ち時間」を分けることが大切です。
講習時間が30分でも、会場へ到着してから30分で新しい免許証を受け取れるわけではありません。
| 講習区分 | 講習時間 | 全体時間の考え方 |
|---|---|---|
| 優良運転者 | 30分 | 受付・検査・撮影・待ち時間+30分 |
| 一般運転者 | 1時間 | 受付・検査・撮影・待ち時間+1時間 |
| 違反運転者 | 2時間 | 受付・検査・撮影・待ち時間+2時間 |
| 初回更新者 | 2時間 | 受付・検査・撮影・待ち時間+2時間 |
全体の所要時間は、利用する都道府県や会場、予約制度、来場人数、即日交付か後日交付かによって変わります。
優良運転者の講習は30分
更新連絡はがきの講習区分が「優良」であれば、講習時間は30分です。
受付や適性検査がスムーズで、講習開始までの待ち時間が短ければ、比較的早く終わります。
ただし、受付の行列や次の講習までの待ち時間があると、全体では1時間を超えることがあります。
一般運転者の講習は1時間
一般運転者の講習時間は1時間です。
受付から交付までを含めると、1時間だけで終わるとは限りません。
管理人が一般運転者講習を受けたときは、講習開始までの待ち時間が長く、会場へ到着してから終了するまで約2時間30分かかりました。
この体験は2016年頃の特定会場でのものですが、講習そのものより、講習が始まるまでの待ち時間が全体時間を左右する例として参考になります。
違反運転者と初回更新者の講習は2時間
違反運転者講習と初回更新者講習は、どちらも2時間です。
講習だけで2時間あるため、受付や適性検査などを含めると、全体では2時間30分以上かかる可能性があります。
会場によっては違反・初回講習の実施回数が少なく、到着するタイミングによって待ち時間が長くなる場合もあります。
違反運転者と初回更新者は、更新日の後に別の予定を詰めすぎないほうが安心です。
免許更新の時間が講習時間より長くなる理由
運転免許の更新では、講習以外にも複数の手続きがあります。
当日交付の会場では、一般的に次のような流れで進みます。
- 受付・申請内容の確認
- 手数料の支払い
- 適性検査・視力検査
- 写真撮影
- 講習開始まで待機
- 更新時講習を受講
- 新しい免許証を受け取る
手続きの順番や内容は会場によって異なります。また、マイナ免許証を希望する場合は、従来の免許証だけを受け取る場合とは手続きが異なることがあります。
受付や適性検査で並ぶことがある
更新する人が集中すると、受付や視力検査で行列ができます。
住所や氏名などの変更がある場合や、必要書類が不足している場合は、確認にも時間がかかります。

講習の開始を待つことがある
受付や写真撮影が終わっても、すぐに講習が始まるとは限りません。
講習には開始時刻や定員があるため、前の講習が始まった直後に手続きが終わると、次の回まで待つことがあります。
更新時間の予測が難しい最大の理由は、この講習開始までの待ち時間です。
免許証の交付にも時間がかかる
講習終了後は、新しい免許証の作成や交付を待ちます。
即日交付の会場でも、受講者が多い場合やシステムの状況によって、すぐに受け取れないことがあります。
警察署などでは、その日のうちに交付されず、後日に再訪問する会場もあります。
免許更新の当日の流れ
受付・申請内容の確認
会場へ到着したら、案内に従って受付を行います。
運転免許証、更新連絡はがき、必要に応じた眼鏡や補聴器、住所変更などに必要な書類を準備してください。
予約制の地域では、予約番号やQRコードなどが必要になる場合があります。

適性検査・視力検査
更新手続きでは、視力などの適性検査を受けます。
免許の種類によって必要な基準や検査内容が異なる場合があります。
眼鏡やコンタクトレンズを使用している人は、忘れずに持参しましょう。
写真撮影
会場で新しい免許証用の写真を撮影します。
撮影は短時間ですが、直前になって身だしなみを整えると列の進行を止めることがあります。髪型や服装は、撮影場所へ進む前に確認しておきましょう。

更新時講習
指定された講習室へ入り、自分の区分に応じた更新時講習を受けます。
途中で退室したり、講習を適切に受けなかったりすると、更新手続きが完了しない可能性があります。

新しい免許証を受け取る
当日交付の会場では、講習終了後に新しい免許証などを受け取ります。
氏名、住所、生年月日、有効期限、免許の条件などに間違いがないか、その場で確認しましょう。
免許更新の待ち時間を減らす方法
講習時間自体を短くすることはできませんが、事前準備によって受付のやり直しや不要な待ち時間を減らせる可能性があります。
以前は「空いている曜日や時間を狙う」という方法が中心でしたが、現在は予約制を導入している地域もあるため、まず利用予定地域の制度を確認することが重要です。
予約が必要か事前に確認する
都道府県によっては、免許更新を予約制または完全予約制にしています。
更新連絡はがきや都道府県警察の公式サイトで、次の項目を確認しましょう。
- 予約が必要か
- 予約できる会場
- 受付時刻
- 講習区分ごとの受付時間
- 即日交付か後日交付か
- マイナ免許証に対応しているか
予約時刻は、講習の開始時刻ではなく受付時刻として指定されている場合があります。
予約した時間に到着すれば、すぐ講習が始まるとは限らないため注意してください。
更新連絡はがきと公式サイトを確認する
更新連絡はがきには、講習区分、更新期間、手数料、利用可能な会場などが記載されています。
ただし、受付時間や予約方法が変更されている可能性もあります。
来場前に、住所地を管轄する都道府県警察の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
必要なものを事前にそろえる
書類不足や持ち物忘れがあると、受付できなかったり、追加確認で時間がかかったりします。
来場前に確認したいもの
- 現在の運転免許証
- 更新連絡はがき
- 予約番号やQRコード
- 更新手数料の支払い方法
- 眼鏡・コンタクトレンズ・補聴器など
- 記載事項変更に必要な書類
- 写真を持参する方式の場合は規格に合った写真
必要な持ち物は地域や手続き内容によって異なるため、公式案内を優先してください。
日曜や連休前後を避けられるなら避ける
日曜日に更新できる会場が限られている地域では、来場者が集中する場合があります。
大型連休の前後、年末年始の前後、連休明けなども混雑しやすい可能性があります。
ただし、現在は予約制によって人数を調整している地域もあるため、「何曜日なら必ず空いている」とは断定できません。
曜日の一般論より、予約枠や会場ごとの混雑案内を確認するほうが確実です。
受付終了時刻の直前には行かない
受付時間内であっても、講習の定員や当日の混雑状況によっては、その日の講習を受けられない場合があります。
優良・一般と、違反・初回では受付終了時刻が違う会場もあります。
受付終了時刻ぎりぎりを狙うのは避け、指定された時間に余裕を持って到着しましょう。
オンライン講習で免許更新の時間を短縮できる?
条件を満たす人は、更新時講習をスマートフォンやパソコンで受講できるオンライン更新時講習を利用できます。
会場で講習を受ける必要がなくなるため、当日の滞在時間を短縮しやすくなります。
対象はマイナ免許証を持つ優良・一般運転者
オンライン更新時講習を利用できるのは、原則として次の条件を満たす人です。
- マイナ免許証を保有している
- 講習区分が優良運転者または一般運転者
- マイナポータルとの連携など必要な設定を済ませている
- 電子証明書が有効である
- 免許証の更新期間内である
違反運転者と初回更新者は、オンライン更新時講習の対象外です。
オンラインだけで更新は完了しない
オンラインで講習を受けても、免許更新の全手続きが自宅で完了するわけではありません。
視力検査などの適性検査や、免許情報の更新手続きのため、運転免許試験場などへ行く必要があります。
オンラインになるのは更新時講習であり、免許更新手続きそのものではありません。
事前受講で会場の滞在時間を短くしやすい
来場前に講習を終えておけば、会場では受付や適性検査などを中心に手続きを進められます。
ただし、受付や検査が混雑している場合は待ち時間が発生します。
オンライン講習を受けた人の受付方法や利用できる会場も、都道府県警察の案内で確認してください。
免許センターと警察署では時間が違う?
免許更新を受け付ける場所には、運転免許試験場、運転免許センター、更新センター、警察署などがあります。
同じ都道府県内でも、会場によって受付できる講習区分や交付方法が異なる場合があります。
免許センターは即日交付の場合がある
運転免許試験場や免許センターでは、受付から講習、免許証の交付までを当日に行う会場があります。
当日中に完了できる一方、利用者が集中しやすく、受付や講習開始まで待つ場合があります。
警察署では後日交付になることがある
警察署で更新申請をした場合、講習や新しい免許証の交付が別の日になる地域があります。
窓口で過ごす時間が短くても、後日もう一度出向く必要があれば、更新完了までの日数は長くなります。
| 確認項目 | 主な違い |
|---|---|
| 交付時期 | 即日交付または後日交付 |
| 講習 | 申請当日または後日指定 |
| 来場回数 | 1回で完了または再訪問が必要 |
| 受付できる区分 | 会場により優良のみ、優良・一般のみなど |
| マイナ免許証 | 対応できる会場が限られる場合がある |
「当日の滞在時間」だけでなく、更新が完了するまでの日数と来場回数も確認して会場を選びましょう。
管理人の免許更新に2時間30分かかった体験
管理人が2016年頃に一般運転者として更新した際は、会場へ到着してから免許証を受け取るまで約2時間30分かかりました。
一般運転者講習そのものは1時間でしたが、受付や検査、写真撮影、講習開始までの待ち時間などが加わったためです。
講習開始までの待ち時間が長かった
写真撮影までの手続きが終わったとき、直前の講習がすでに始まっていました。
そのため、次の講習が開始されるまで待つ必要がありました。
受付が数分違うだけでも、次の講習までの待ち時間が大きく変わる場合があります。
更新後の予定に間に合わなかった
当時は、更新手続きの後にも予定を入れていました。
講習が1時間だったため、それほど長くかからないと考えていましたが、全体では2時間30分程度かかり、次の予定に間に合いませんでした。
現在は予約制の地域も増えていますが、受付や講習の進行によって予定より遅くなる可能性は残ります。
免許更新の日は、終了直後に時間の決まった予定を入れないほうが安心です。
免許更新の待ち時間に外出できる?
受付や写真撮影が終わってから講習開始まで時間が空く場合、会場の外へ出たいと思うこともあります。
しかし、無断で会場を離れるのは避けましょう。
講習の呼び出しに間に合わない可能性がある
講習開始時刻が決まっていても、会場の進行状況によって案内時刻が前後する場合があります。
呼び出しに気づかず講習を受けられなければ、次の回まで待つことになったり、その日の手続きが終わらなかったりする可能性があります。
外出するときは係員へ確認する
長い待ち時間があり、外出したい場合は、受付や係員へ確認してください。
戻る時刻、集合場所、必要な番号札や書類を持って出てよいかなど、案内に従いましょう。
「○時開始だから大丈夫」と自己判断せず、外出可能かを確認することが大切です。
70歳以上の免許更新は流れが異なる
更新期間が満了する日の年齢が70歳以上の人は、通常の優良・一般・違反・初回講習とは手続きの流れが異なります。
70歳以上の人は、免許更新前に高齢者講習を受講する必要があります。
75歳以上の人は、認知機能検査も必要です。一定の違反歴がある人は、運転技能検査の対象になる場合があります。
70歳以上の人が確認したいこと
- 高齢者講習の予約状況
- 認知機能検査の対象か
- 運転技能検査の対象か
- 更新期間までに必要な講習を受けられるか
- 更新当日に持参する証明書
講習や検査は予約が混み合う場合があるため、案内が届いたら早めに予約しましょう。
免許更新の時間についてよくある質問
初回の免許更新は何時間かかりますか?
初回更新者の講習時間は2時間です。
これに受付、適性検査、写真撮影、待ち時間、交付などが加わります。
当日交付の会場でも、全体で2時間30分以上を見込み、混雑時に備えて余裕を持った予定を立てましょう。
優良運転者なら1時間で終わりますか?
講習は30分ですが、更新手続き全体が必ず1時間以内で終わるとは限りません。
受付や検査がスムーズで、講習開始までの待ち時間が短ければ1時間前後で終わる可能性があります。
混雑時や講習の開始を待つ場合は、さらに時間がかかります。
一般運転者の更新は何時間かかりますか?
一般運転者の講習時間は1時間です。
講習以外の手続きと待ち時間を含め、1時間30分から2時間程度を見込むと予定を立てやすくなります。
ただし、会場や混雑状況によっては2時間を超える場合もあります。
午前と午後はどちらが空いていますか?
会場によって異なるため、全国共通で午前・午後のどちらが空いているとはいえません。
午前中に利用者が集中する会場もありますが、予約制では予約枠ごとに人数が調整されている場合があります。
都道府県警察が混雑予想や予約状況を公開している場合は、その情報を参考にしてください。
早く行けば早く終わりますか?
予約制の会場では、早く到着しても予約時刻より前に受付できない場合があります。
予約制でない場合も、早く到着した人が必ず最初の講習を受けられるとは限りません。
必要以上に早く行くのではなく、指定された受付時刻に余裕を持って到着しましょう。
更新通知のはがきがなくても更新できますか?
更新連絡はがきを紛失した場合でも、免許更新期間内であれば手続きできる地域があります。
ただし、講習区分や利用できる会場、予約方法を自分で確認する必要があります。
はがきが届かない、または紛失した場合は、住所地の都道府県警察へ確認してください。
オンライン講習なら会場へ行かなくてよいですか?
いいえ。オンライン更新時講習を受講しても、適性検査や免許情報の更新などのために会場へ行く必要があります。
オンライン講習は、会場で受ける講習を事前に済ませられる制度です。
警察署なら短時間で終わりますか?
窓口での申請時間が短い場合はありますが、後日講習や後日交付のために再訪問が必要になることがあります。
1回目の滞在時間だけでなく、更新完了までの日数と来場回数を確認しましょう。
免許更新に3時間以上かかることはありますか?
違反・初回講習、混雑、講習開始までの待ち時間などによって、3時間以上かかる可能性があります。
書類不足や記載事項変更がある場合も、通常より時間がかかることがあります。
免許更新前に確認するチェックリスト
更新当日のやり直しや待ち時間を減らすため、出発前に次の内容を確認しましょう。
- 免許証の更新期間内か
- 自分の講習区分は何か
- 予約は必要か
- 利用する会場と受付時刻は合っているか
- 即日交付か後日交付か
- 必要な持ち物をそろえたか
- 眼鏡など適性検査に必要なものを持ったか
- 住所・氏名変更に必要な書類があるか
- オンライン講習を利用できるか
- 終了後の予定に余裕があるか
免許更新にかかる時間のまとめ
免許更新の講習時間は、優良運転者が30分、一般運転者が1時間、違反運転者と初回更新者が2時間です。
実際の更新時間には、受付、適性検査、写真撮影、講習開始までの待ち時間、免許証の交付などが加わります。
- 優良運転者の講習は30分
- 一般運転者の講習は1時間
- 違反運転者・初回更新者の講習は2時間
- 全体では1~3時間程度を見込む
- 違反・初回や混雑時は3時間を超える場合がある
- 予約制かどうかを事前に確認する
- 受付終了時刻の直前には行かない
- オンライン講習でも会場での手続きは必要
- 警察署では後日講習・後日交付の場合がある
講習時間だけを見て予定を立てず、受付や待ち時間を含めて考えることが大切です。
更新連絡はがきと都道府県警察の公式案内を確認し、予約時刻に余裕を持って会場へ向かいましょう。


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