「3th」と「3rd」、「3番目」を数字で表すならどちらが正しいのか、迷ったことはありませんか。
私自身、娘の3歳の誕生日に地元のケーキ屋さんでバースデーケーキを注文したとき、ケーキに「Happy 3th birthday」と書かれていたことがありました。
そのときに、「あれ、3thで合っているんだっけ? それとも3rd?」と気になって調べたのが、この記事を書くきっかけです。
結論からいうと、3番目を表す正しい表記は「3rd」です。「3th」は通常の英語の序数表記では使いません。
ただし、単純に「最後が3ならrd」と覚えればいいわけでもありません。たとえば23番目は「23rd」ですが、13番目は「13rd」ではなく「13th」と書きます。
この記事では、なぜ3thではなく3rdになるのか、1st・2nd・3rd・4thの基本ルール、13thになるルール、さらに「3rd anniversary(3周年)」や「3rd birthday」といった実際の使い方まで分かりやすく解説します。
「3rdと3thのどっちだったかな?」と迷ったときに、ぜひ参考にしてください。
3thと3rdはどっちが正しい?正解は「3rd」
3を「3番目」「第3の」という順番の意味で数字表記にするなら、3rdが正解です。
似た表記を図解で比べると、違いが一目で分かります。

英語で「3番目」を単語で書くとthirdです。その数字による序数表記が3rdになります。
「rdはthirdの末尾と同じ」と覚える方法は分かりやすいですが、語源そのものの説明として断定する必要はありません。thirdに対応する表記が3rdと覚えておけば十分です。
では、なぜ1st・2nd・3rd・4thのように末尾が変わるのでしょうか。ここからは英語の序数のルールにつなげます。
なぜ3thではなく3rdになる?英語の序数のルール
3rdが使われるのは、英語で「順番」を表すordinal number(序数)の一つだからです。
たとえば、単に数を表すthreeは基数(cardinal number)です。一方、「3番目」と順番を表すthirdは序数になります。
この章では、次の2点を押さえます。
- 1st・2nd・3rd・4thを比べるとわかりやすい:first、second、third、fourthとの対応を見ます。
- 13は「13rd」ではなく「13th」になる:末尾だけでは決められないルールを確認します。
1st・2nd・3rd・4thを比べるとわかりやすい
3rdだけを見ると「なぜrd?」と感じやすいですが、1から4まで並べると関係が見えます。first→1st、second→2nd、third→3rd、fourth→4thという対応です。
Cambridge Dictionaryでも、thirdは3rdを単語で書いた形として説明されています。ここでは一覧表を重ねず、次の13thのルールまで含めて図解で整理します。
13は「13rd」ではなく「13th」になる
ここが少しややこしいところです。基本は末尾が1ならst、2ならnd、3ならrdですが、11・12・13で終わる数字はthになります。
- 21 → 21st
- 22 → 22nd
- 23 → 23rd
- 24 → 24th
そのため、11th・12th・13thとなり、13は最後が3でも13rdにはなりません。113も下2桁が13なので113thです。
Unicode CLDRの英語ordinal rulesでも、末尾1・2・3に対応する条件から11・12・13で終わる数がそれぞれ除外されています。つまり、23は23rd、13は13thという区別がルールとして整理されています。

3周年も「3rd」!Anniversary・Birthdayなどの使い方
3rdは、記念日や順位、日付、誕生日など実際の英語表現でも使われます。とくに検索で迷いやすいのが3周年です。
この章では、次の2つの使い方を確認します。
- 3周年は「3rd anniversary」:3周年の英語表記を確認します。
- 3rdは順位・日付・誕生日でも使われる:3rd anniversary以外の代表例を見ます。
3周年は「3rd anniversary」
3周年を英語で表すなら、3rd anniversaryです。通常の英文中ではanniversaryは普通名詞なので、小文字で書くのが自然です。
1周年から並べると、次のようになります。
| 日本語 | 英語表記 |
|---|---|
| 1周年 | 1st anniversary |
| 2周年 | 2nd anniversary |
| 3周年 | 3rd anniversary |
| 4周年 | 4th anniversary |
結婚や交際、お店の開業など、3周年を表す場面で3rd anniversaryを使えます。GOV.UKでも「AUKUS 3rd anniversary」という表現が実際に使われています。
一方、カードやデザイン上の見出しとしてHappy 3rd Anniversary!のようにタイトルケース風に書くのは自然です。
3rdは順位・日付・誕生日でも使われる
3rdは「3番目」を表す序数なので、3rd place(3位)、3rd birthday(3歳の誕生日)、3rd May / May 3rd(5月3日)のような場面でも使われます。

Cambridge Grammarでは、日付に1st・3rdなどの序数接尾辞を使う例が示されています。ただし、英国英語の一般的な日付表記として「20 January 1993」のようにst・nd・rd・thを付けない書き方もあります。
日付は英米で語順にも違いがあります。本記事では日付形式そのものを広げず、「3番目を序数で書く場合は3rdになる」という点だけ押さえておけば十分です。
「3th」を見かけることがあるのはなぜ?
WebサイトやSNSで「3th」を見かけると、「こちらも正しいのでは?」と迷うかもしれません。ただ、ネット上に表記が存在することと、標準的な英語として正しいことは別です。Cambridge DictionaryやUnicode CLDRでは3rdが標準的な形として確認できます。
3thは、入力ミスや序数ルールの取り違えによって生じる可能性があります。ただし、個々の3thがなぜ書かれたのかまでは、その文章だけでは判断できません。
「昔は3thが正式だったの?」という疑問についても、今回確認した現代の標準的な資料では3rdです。現代の標準的な英語を書くなら、3rdを使います。
3th・3rdについてよくある質問
最後に、迷いやすい点だけ短くまとめます。
- 3thは間違い?
- 3rdの読み方は?
- 23は23rd?
- 13は13rd?13th?
- Happy 3rd Anniversaryは正しい?
3thは間違い?
3番目を数字で表す場合、標準的な表記は3rdです。3thは使いません。
3rdの読み方は?
3rdはthirdと読みます。日本語では一般に「サード」と表記されます。
23は23rd?
はい、23番目は23rdです。下2桁が13ではないためrdになります。
13は13rd?13th?
13番目は13thです。末尾が3でも、13で終わる数はthになります。
Happy 3rd Anniversaryは正しい?
はい。3周年を祝うカードや見出しなら、Happy 3rd Anniversary!と書けます。
まとめ|3thではなく「3rd」と覚えよう
- 3番目は3rd。3thは使わない
- 3rdはthirdと読む
- 3周年は通常の英文なら3rd anniversary
- 23番目は23rd
- 13番目は13th
まずは「3番目=3rd」を押さえ、そのうえで11・12・13で終わる数字はthと覚えておくと判断しやすくなります。
参考文献・参考資料
- Unicode CLDR 48「Verify Number Formats: English(Ordinal Rules)」
- Unicode CLDR「CLDR 48 Release Note」
- Cambridge Dictionary「third」
- Cambridge Dictionary「Number – English Grammar Today」
- Cambridge Dictionary「Dates – English Grammar Today」
- Oxford Advanced Learner’s Dictionary「third」
- GOV.UK「New government adviser to maximise benefits of AUKUS partnership」


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