キンブレとは?ペンライト・サイリウムとの違いや種類・使い方を初心者向けに解説


今回、初めて「キンブレ」という言葉を聞きました。最初はライブで使うペンライト全般の呼び方なのか、それとも特定の商品名なのかも分からず、名前だけでは正体がつかめませんでした。略称をひとつ知っただけなのに、調べ始めると意外と枝分かれしています。

結論からいうと、キンブレは「KING BLADE(キングブレード)」の略称です。本来はルイファン・ジャパンの製品を指す名称ですが、会話やSNSでは、他社製の似たLEDペンライトまで俗に「キンブレ」と呼ばれる例もあります。

さらに、ペンライトやサイリウムとの違い、色の変え方、電池、種類による機能差など、知っておきたいことはいくつかあります。ライブで使えるかどうかも、公演ごとのルール確認が必要です。

この記事では、「キンブレって結局何?」というところから、初心者が迷いやすい違いや種類、基本的な使い方、公演前に確認したいポイントまで順に整理します。

キンブレとは?「キングブレード」の略称

キンブレとは、株式会社ルイファン・ジャパンが展開する「KING BLADE(キングブレード)」の略称です。メーカー公式では「KING BLADE=キンブレ(登録商標)」と案内されています。

つまり、本来の意味ではペンライト全般の正式な一般名称ではありません。ここが最初に押さえておきたいところです。

ただし、ファン同士の会話やSNSでは、他社製を含む見た目や使い方が似た多色LEDペンライトを俗に「キンブレ」と呼ぶ例もあります。これは正式な商品分類ではなく、会話上の広い使い方です。

  • 本来は「KING BLADE」という商品・ブランドを指す
  • 他社製の似たLEDペンライトを俗に「キンブレ」と呼ぶ例もある

本来は「KING BLADE」という商品・ブランドを指す

ルイファン・ジャパンはペンライトを製造・販売している会社で、その製品としてKING BLADEシリーズを展開しています。公式サイトにもX10やONE1、MAXII、iLiteなどの製品が掲載されています。

「キンブレ」という呼び方も、メーカー自身がKING BLADEの略称として使っており、登録商標として案内しています。

ライブ用ペンライトの文脈では、「ペンライト」という大きなカテゴリーの中に「KING BLADE」があり、それを略して「キンブレ」と呼ぶ、と考えると分かりやすいでしょう。

似たLEDペンライトも「キンブレ」と呼ばれることがある

少しややこしいのが、日常会話での使われ方です。SNSなどでは、KING BLADE以外でも、細長い形で色を切り替えられるLEDペンライトを俗に「キンブレ」と表現する例があります。

ただし、これは会話上の俗な呼び方です。他社の似た製品が正式にKING BLADEになるわけではありません。

「キンブレを買いたい」と商品を探すときは、呼び方だけで判断せず、メーカー名や商品名を確認したほうが確実です。

キンブレとペンライト・サイリウム・公式ペンライトの違い

キンブレ、ペンライト、サイリウム、公式ペンライト。ライブや推し活の話ではどれもよく出てくるので、「結局、同じものでは?」と思いやすいかもしれません。

ただ、この4つは同じ基準で付けられた名前ではありません。特に分かりやすいのは、ペンライトのほうがキンブレより広い言葉だという点です。

キンブレ・ペンライト・サイリウム・公式ペンライトの関係を示す図解
呼び方 意味・分類 発光方式など
ペンライト 光る棒状の応援アイテムなどを広く指す言葉 LED式など、製品によって異なる
キンブレ 本来はKING BLADEの略称 KING BLADE各モデルの仕様による
サイリウム ケミカルライト(化学反応で光る使い切り型)を指すことがある呼び方 ケミカルライトは使い切り。俗にLED式まで含めて呼ぶ場合もある
公式ペンライト アーティストや公演などが公式に販売・指定するペンライト 製品や公演によって異なる

表を見ると、「キンブレか公式ペンライトか」のように単純な二択ではないことも分かります。KING BLADEがアーティストやコンサートのオフィシャルグッズとして採用されるケースもあるためです。

  • 「ペンライト」はキンブレより広い言葉
  • サイリウム・公式ペンライトとは意味が異なる

「ペンライト」はキンブレより広い言葉

ライブやイベントの文脈では、「ペンライト」は電池式LEDライトなどの応援用発光アイテムを広く指して使われます。ルイファン・ジャパンも自社をペンライトメーカーと説明し、その製品の一つとしてKING BLADEを展開しています。

イメージとしては、「ペンライト」という大きな箱の中に「KING BLADE」が入っている感じです。

そのため、KING BLADEはペンライトですが、すべてのペンライトがKING BLADEというわけではありません。「ペンライト=キンブレ」と完全に同じ意味で考えると、商品を探すときに少し混乱しやすくなります。

サイリウム・公式ペンライトとは意味が異なる

本記事では、混同を避けるため、折り曲げて化学反応で発光する使い切り型を「ケミカルライト(サイリウムなどと呼ばれるもの)」、電池式LED製品を「ペンライト」として説明します。なお、日常会話ではLED式のペンライトまで俗に「サイリウム」と呼ぶ場合もあります。

一方の「公式ペンライト」は、発光方式ではなく、誰が公式に販売・指定しているかという話です。アーティストやイベントが公式グッズとして販売するものが、その公演の公式ペンライトになります。

ここが少しややこしいところですが、KING BLADEが公式グッズとして採用されることもあります。つまり、「キンブレ」と「公式ペンライト」は反対の意味ではなく、同じ商品に両方の呼び方が当てはまるケースもあります。

キンブレの特徴は?色の変え方や電池など基本を解説

キンブレはLEDで光るペンライトで、モデルによっては1本で複数の色に切り替えられます。推しのメンバーカラーに合わせたり、曲や演出に合わせて色を変えたりできるのが特徴です。

ただし、色数や操作方法、使う電池はシリーズによって違います。「キンブレなら全部同じ」と思わず、自分が持っているモデルの仕様を見ることが大切です。

  • ボタン操作で推し色など複数の色に切り替えられる
  • 電池式で繰り返し使える

ボタン操作で推し色など複数の色に切り替えられる

多色モデルでは、本体のスイッチやボタンを押して発光色を変えられます。

たとえばKING BLADE ONE1は、デフォルトで15色を切り替えられるモデルです。電源を入れたあと、スイッチを押すたびに色が変わり、逆順に戻す操作にも対応しています。

さらにONE1には、使いたい色の数や順番を選んで保存できる「デュアルメモリー機能」があります。よく使う色だけに絞ったり、公演に合わせて順番を変えたりできる仕組みです。

「Hot Button」を設定すると、点灯中の色からあらかじめ登録した推し色へ移動することもできます。色数が多い公演でも、目当ての色まで何度もボタンを押す手間を減らせます。

とはいえ、すべてのキンブレが15色切り替えに対応しているわけではありません。単色タイプもあるため、色の変え方や使える色数はモデルごとに確認してください。

電池式で繰り返し使える

KING BLADEには、電池を交換しながら繰り返し使えるモデルがあります。ただし、「キンブレ用の電池はこれ」と一種類に決まっているわけではありません。

たとえばONE1はアルカリ単3電池を1本使用します。一方、ONE1RはLR44を6個、iLiteはLR44を3個使用する仕様です。同じKING BLADEでも、必要な電池の種類と本数はかなり違います。

モデルによって電池の種類・本数が異なるため、事前に型番と取扱説明書を確認しておきましょう。長時間使う予定なら、予備電池も用意しておくと途中で電池が切れたときに対応しやすくなります。

なお、電池残量が少なくなると、機種によっては正常に点灯・操作できなくなる可能性があります。ライブ前に点灯・操作を確認しておくと、電池不足や設定ミスに気づきやすくなります。

キンブレにはどんな種類がある?代表シリーズの違い

KING BLADEには複数のシリーズがあります。2026年9月26日時点の公式ストアでは、X10 R・X10 V・X10 FAVE・X10 SYNCHROなどのX10シリーズ、ONE1/ONE1R、MAXII、iLiteなどが掲載されています。

名前がいろいろあるので難しそうに見えますが、型番をすべて覚える必要はありません。「1本で多色を切り替えたいのか」「単色でシンプルなものがよいのか」といった使い方の違いで見ると分かりやすくなります。

  • X10・ONE・MAX・iLiteなどで機能が異なる
  • 価格や購入先はモデルによって異なる

X10・ONE・MAX・iLiteなどで機能が異なる

キンブレを多色モデルと単色モデルの用途別に選ぶフローチャート

同じKING BLADEでも、シリーズによって色数や操作方法、サイズなどが違います。

シリーズ・モデル 特徴の例 向いている使い方のイメージ
X10シリーズ 多色切替やメモリーなどに対応するモデルがある 複数の色を使い分けたい場合
ONE1 デフォルト15色、デュアルメモリー、Hot Button搭載 推し色を含め、色を切り替えて使いたい場合
MAXII 3W LEDを搭載した単色タイプ。明るさを4段階で切り替え可能 決まった色を使い、明るさを調整したい場合
iLite シンプル・軽量・コンパクトな単色タイプ 決まった1色を使いたい場合

たとえばONE1は、本体操作で15色を切り替えられ、好きな色数や順番を保存できるデュアルメモリー機能や、登録した色へ移動できるHot Buttonを搭載しています。

一方、iLiteは「シンプル・軽量・コンパクト」と案内されている単色タイプです。公式には全11色の商品カラーがありますが、これは1本で11色に切り替えられるという意味ではありません。オレンジ、グリーン、ブルーなど、発光色ごとに商品が用意されています。

X10シリーズにも多色切替やメモリー機能を備えたモデルがあります。たとえばX10 Rはデフォルト25色で、色数や順番を設定できるメモリー機能などを搭載しています。

機能が多いモデルがすべての人に必要とは限りません。使いたい色や操作のしやすさに合わせて選ぶと分かりやすいでしょう。

価格や購入先はモデルによって異なる

キンブレの価格も、シリーズやモデルによって違います。2026年9月26日に公式RUIFAN STOREを確認した時点では、ONE1は税込2,200円、iLiteは税込858円で販売されています。

ただし、価格やラインナップは今後変わる可能性があります。購入するときは、公式ストアや取扱店の商品ページで最新情報を確認してください。

公式RUIFAN STOREでは、X10シリーズ、ONE1/ONE1R、MAXII、iLiteなど複数のモデルを確認できます。ほかの通販サイトや小売店で取り扱われることもありますが、型番や仕様を間違えたくない場合は、まず公式の商品情報と照らし合わせると分かりやすいでしょう。

キンブレはどのライブでも使える?公演ごとのルールを確認しよう

「キンブレを買ったら、どのライブでも使えるの?」という疑問も出てきますが、答えは公演によります。

ライブでキンブレを使う前に公演ルールを確認する手順のフローチャート

ペンライトの持ち込みルールは、アーティストやイベント、主催者によって異なります。公式ペンライトのみ使用可とされる場合もあれば、市販のペンライトを使える場合もあります。

また、使える種類だけでなく、長さ・サイズ・光量・電池方式などに制限が設けられることもあります。KING BLADE自体に問題がなくても、公演側のルールに合わなければ使用できません。

  • 参加する公演の公式サイトや注意事項、FAQを確認する
  • 「非公式ペンライト禁止」「公式ペンライトのみ」などの記載がないか見る
  • サイズ・長さ・光量・電池方式などの制限も確認する
  • 過去公演のルールではなく、参加する公演について最新の公式案内を確認する

ルイファン・ジャパンによると、KING BLADEは一般販売だけでなく、アーティストやコンサートのオフィシャルグッズとして採用されるケースもあります。つまり、「キンブレだから非公式」「公式ペンライトだからキンブレではない」と単純に分けられるものではありません。

実際に使えるかどうかを決めるのは、製品名ではなく公演側のルールです。参加する公演が決まっているなら、開催直前にも公式のお知らせを確認しておくと安心です。

また、使用可能な公演でも、周囲への配慮は必要です。長時間頭より高い位置に掲げたり、大きく振って周囲の視界を遮ったりすると、ほかの観客がステージを見づらくなることがあります。会場や公演の案内に従い、周囲の邪魔にならない範囲で使いましょう。

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「キンブレを作る」とは?キンブレシートとの違い

ここからはメーカー公式の機能ではなく、推し活で使われる俗な表現について説明します。

SNSなどで「キンブレを作った」「推しのキンブレを作る」といった表現を見ることがあります。

ここでいう「作る」は、必ずしもペンライト本体を一から自作するという意味ではありません。文脈によっては、名前や推しの文字、イラスト風のデザインなどを印刷したシートを発光部分に入れて、見た目をカスタマイズすることを指します。

  • キンブレ本体:光るペンライトそのもの
  • キンブレシート:ペンライトを装飾するためのシートを指す俗称。名前や文字などを印刷してチューブ内に入れる使い方が見られる

SNSなどでは、こうしたシート作りや装飾を含めて「キンブレを作る」と表現する例があります。たとえば、推しの名前やメンバーカラーに合わせた文字を入れて、自分用に見た目を整えるような使い方です。

ただし、「キンブレを作る=必ずキンブレシートを作ること」と決まっているわけではありません。デコレーション全体を指している場合もあり、使われ方は人によって少し違います。

そのため、SNSや会話で「キンブレを作る」と出てきたら、ライト本体の製作ではなく、シートや装飾を含めたカスタマイズの話かもしれない、と考えると意味を取りやすくなります。

「キンブレシート」はメーカー公式の製品名・部品名とは限りません。また、装飾の可否や方法は機種や公演ルールによって異なるため、使用前に確認してください。作り方や印刷方法は今回のテーマから外れるため、ここでは「本体」と「装飾用シートは別物」と押さえておけば十分です。

まとめ|キンブレはKING BLADEの略称。使う前に公演ルールも確認しよう

キンブレは、ルイファン・ジャパンが展開する「KING BLADE(キングブレード)」の略称で、メーカーが登録商標として案内している名称です。ファン同士の会話では、他社製の似たLEDペンライトを俗に「キンブレ」と呼ぶ例もありますが、正式にはKING BLADEとは別の商品です。

  • ペンライトはキンブレより広い言葉
  • 色数や電池、機能はモデルによって異なる
  • 「公式ペンライト」と「キンブレ」は別の基準の呼び方
  • ライブで使えるかどうかは、公演ごとの最新ルールを確認する

「キンブレだから使える」「市販品だから使えない」と一律には判断できません。参加する公演が決まったら、公式サイトや注意事項を確認し、その公演のルールを優先してください。

意味と違いさえ分かれば、商品を探すときにも公演の案内を読むときにも迷いにくくなります。

キンブレに関するよくある質問

最後に、キンブレを初めて使う人が迷いやすい点をまとめます。色数や電池、ライブで使えるかどうかはモデルや公演によって変わるため、「キンブレなら全部同じ」と考えないのがポイントです。

  • キンブレは初心者でも使える?
  • キンブレは何色に光る?
  • キンブレは公式ペンライトの代わりに使える?
  • キンブレを使うときに予備電池は必要?

キンブレは初心者でも使える?

基本的な使い方は、電源を入れてスイッチやボタンで色を変えるというシンプルな操作が中心です。

たとえばONE1は、本体操作だけでデフォルト15色を切り替えられます。追加機能を使わなくても基本的な点灯・色変更はできます。

ただし、操作方法はモデルによって異なるため、初めて使うときは取扱説明書を一度確認しておくと迷いにくいでしょう。

キンブレは何色に光る?

光る色の数はモデルによって異なります。「キンブレは○色」と一括りにはできません。

たとえばONE1はデフォルト15色を切り替えられます。一方、iLiteは単色タイプで、発光色の異なる商品が11色展開されています。

キンブレは公式ペンライトの代わりに使える?

これは公演によります。市販のペンライトを持ち込める公演もあれば、公式ペンライトのみ使用できる公演もあります。

そのため、「キンブレなら公式ペンライトの代わりになる」と一般化することはできません。参加するアーティストやイベントの公式サイト、注意事項、FAQなどで最新ルールを確認してください。

キンブレを使うときに予備電池は必要?

予備電池は必須ではありませんが、長時間使う予定なら用意しておくと途中で電池が切れたときに対応しやすくなります。

ただし、電池の種類や本数はモデルによって異なります。予備を準備するときも、「KING BLADE用」とだけ考えず、型番と取扱説明書を確認してください。

参考文献・参考資料

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